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スタッフブログ

2021年1月29日
雪道をゆっくり進むと、2人組は画面中央のさい銭箱へ近づきました。

スマートフォンのライトか、器用に明かりを当ててさい銭箱を物色。人目を気にしているからか、周囲を見渡すような様子もうかがえる。

2人がまず狙ったのは、小型の郵便ポストのような形の鉄製さい銭箱でした。

支柱は床のコンクリートに打ち付けられていて、抜こうとしてもびくともしません
さい銭箱を引き抜こうとするが、諦めたのか2人組はその場をいったん立ち去りました。

しかし、その3分後、またもや姿を現した2人組。今度は本堂の中に置かれた大型のさい銭箱へ。

派手なプリントの上着を着た2人組はさい銭箱の中を覗き込み、さい銭が入っているのか確認ました。

1人がしきりにさい銭箱の裏側を物色…その時、防犯ベルがけたたましい音を立て本堂に鳴り響きました。

男がさい銭箱の裏にある防犯用ケーブルを抜いたため、防犯ベルが作動しました。
お賽銭箱を例えば触って引き上げたりする際に、引き上げたことによってセンサーが「箱がずれた」ということで、警報の防犯ベルが鳴るというシステムになっています

突然の防犯ベルに驚いた2人組は、雪道を走って逃げました。
今回はさい銭が抜き取られる被害はありませんでした。

ちょうど年末年始ということでおさい銭の方は一度回収されていましたので、犯行当日はそんなにおさい銭があるような状況ではありませんでした

事件後、警備会社が警察に通報。犯行から1週間後の1月22日、警察は20代の男2人を窃盗未遂の疑いで逮捕した。

山形県のこのお寺では、5年ほど前に本堂に油をかけられる事件があってから、16台の防犯カメラを設置していました。

山形県では2020年、2019年の倍以上となる76件にのさい銭泥棒の被害があり、警察は警戒を呼びかけています。


お寺の担当者は「仏様は必ず見ていますので、そういったところをぜひ悔い改めていただければと思います」と語りました。

「イット!」2021年1月28日 木曜 午後7:40配信より


お賽銭というものは、人の様々な思いから、額にさせして手に入れた現金を、お祈りする際に、仏様に投じるものです。そんな思いの詰まったお金を盗んでも良い事は一つもありません。
冷静になって考えてみると、あとから後悔しかないような行動です。このような犯罪も、犯罪心理学の観点から申し上げると、「同一時間に同一空間で3つの要因がそろう事で犯罪が遂行されます。一つは、犯罪企図者、二つ目は、被害の対象物、そして最後の三つ目は抑止力のある監視者の不在です。このお寺は監視カメラが16台も付いていたにもかかわらず。犯罪に遭ってしまいました。幸いにも被害はなかったですが。このカメラは抑止力はなかったという事になります。
やはり、犯罪を防ぐ、いわゆる防犯考えるうえで、抑止は大事な事柄です。

私どもセキュリティハウスは、防犯カメラだけでは犯罪は防ぐことが出来ないというのが持論です。犯罪者が犯行に及ぶことが困難な環境づくりを構築する事こそ真の防犯であります。
ご相談はお気軽に。
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2020年12月23日
法務省の「2020年版犯罪白書」によりますと、2019年に全国の警察が把握した刑法犯の認知件数は、前年より68,779件(8.4%)少ない748,559件でした。02年の約285万件をピークに17年連続で減少し、戦後最少を更新しました。

刑法犯の70%以上を占める窃盗のうち、自転車盗や空き巣の件数が減り続けていることが主な理由です。この背景には、防犯カメラの普及があると見られています。

凶悪犯罪をみると、殺人事件の認知件数は950件で、前年より35件増加しました。強盗は1,511件(前年比276件減)、放火は840件(同51件減)でした。

刑法犯で検挙された人数は、前年より13,487人(6.5%)少ない192,607人。うち65歳以上の高齢者は42,463人。前年比で5.1%減っているものの、人口全体の高齢化が進む中で他の年齢層の検挙者も減っていることで、高齢者率は22.0%と過去最悪を記録しました。

高齢者の罪名別構成比をみると、半数以上の52.4%が万引き。以下多かったのは、万引き以外の窃盗(17.6%)、傷害・暴行(14.2%)、横領(5.4%)などでした。全年齢層では万引きが28.7%、万引き以外の窃盗が20.1%となっており、高齢者の犯罪に窃盗が多いことが浮き彫りになりました。特に女性高齢者では、万引きは75.6%に上っています。

検挙者のうち、再犯者は93,967人で、全検挙者の48.8%を占めています。再犯者数は06年の149,164人をピークに漸減傾向にあるが、初犯者数も減少傾向にあるため、再犯者率はここ数年、高止まり状態にあります。

( nippon.com 2020/12/22 配信より )


刑法犯の認知件数は、ピーク時の30%以下と、件数は下がる一方で、内容が変化してきています。特に高齢者による盗難が増えているのは、生活に困窮しての犯行の割合が増えてきていることを表しています。

一方で、増え続けている特殊詐欺のターゲットもやはり高齢者となっています。特殊詐欺のターゲットとなっている高齢者の方は生活困窮者ではないですが、被害に遭ってしまっては、困窮することもあります。

この年代の方は、若いころから身を粉にして働き、今の日本を作り上げてきた世代です。その方々が、いろんな被害に遭っているのは非常に心苦しいです。この方々を守ってこその安全だと感じています。刑法犯認知件数が減少している一因には、防犯カメラの普及があるとは思いますが、もっと減らしていく必要があります。

私どもセキュリティハウスは、防犯カメラだけでは犯罪は防ぐことが出来ないというのが持論です。犯罪者が犯行に及ぶことが困難な環境づくりを構築する事こそ真の防犯であります。
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2020年12月18日
警視庁町田警察署が飲料メーカーと協力して街中に防犯カメラ付きの自動販売機を設置する取り組みを始めました。
  

 東京・町田市内に設置された自動販売機。左上には防犯カメラがついていて、犯罪に目を光らせます。警視庁町田署とアサヒ飲料が協力し、市内では4カ所に設置されました。都内では特殊詐欺による被害が高止まりで、町田市内では犯人が現金やカードを玄関先まで受け取りに来る手口が全体の約7割を占めています。この自動販売機を防犯カメラが手薄な住宅街に設置することで特殊詐欺の犯行グループを近付けないようにするのが狙いです。アサヒ飲料は今後、さらに設置台数を増やすことにしています。
 

<12/17 7:17配信 yahooニュースより>
  

街頭防犯カメラは、市町村の補助金などを利用し、各自治体で設置することが多いです。しかし、保守管理や、運用の問題があり、導入後に苦労されておられる自治体も少なくありません。設置場所についても、電源を供給する方法なども含め、電力会社との打ち合わせや電柱の使用許可等ハードルはなかなかに高かったりします。自動販売機であれば、電源も供給することも簡単です。
  

自動販売機は照明代わりにもなり、設置場所の周囲は真っ暗になることはありません。そこに防犯カメラが内蔵されておれば、被写体の映像もクッキリ鮮明器に録されます。犯罪者にとっても抑止の効果を狙うことが出来ます。犯罪者の嫌がる人の目をどれだけ増やすかが防犯にとっては大事な事です。このような取り組みが全国へ広がり、特殊詐欺に遭う人が一人でも減り、安心に暮らせる世の中にしていきたいともいます。
  

私どもセキュリティハウスは、防犯カメラだけでは犯罪は防ぐことが出来ないというのが持論です。犯罪者が犯行に及ぶことが困難な環境づくりを構築する事こそ真の防犯であります。
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2020年12月11日
12月8日は故ジョンレノンが命を奪われた日です。1980年の事でした。今からちょうど40年前で、今年はジョンレノンの誕生からちょうど生誕80年に当たる年でもあります。ジョンレノンはあまりに有名な人なので、ここではあえて彼のことは詳しくは記しません。40年の時を経ても、多くの人々の心をつかみ、影響を与え続けているジョンレノン。「イマジン」という著名な曲があります。「国家も宗教も何も関係なく、人はみんな仲間」だと、平和をテーマにした歌です。

Imagine

想像してごらん 天国なんて無いんだと
ほら、簡単でしょう?
地面の下に地獄なんて無いし
僕たちの上には ただ空があるだけ
さあ想像してごらん みんなが
ただ今を生きているって...

想像してごらん 国なんて無いんだと
そんなに難しくないでしょう?
殺す理由も死ぬ理由も無く
そして宗教も無い
さあ想像してごらん みんなが
ただ平和に生きているって...

僕のことを夢想家だと言うかもしれないね
でも僕一人じゃないはず
いつかあなたもみんな仲間になって
きっと世界はひとつになるんだ

想像してごらん 何も所有しないって
あなたなら出来ると思うよ
欲張ったり飢えることも無い
人はみんな兄弟なんだって
想像してごらん みんなが
世界を分かち合うんだって...

僕のことを夢想家だと言うかもしれないね
でも僕一人じゃないはず
いつかあなたもみんな仲間になって
そして世界はきっとひとつになるんだ

和訳 Akihiro Oba
転載元 https://ai-zen.net/kanrinin/kanrinin5.html

皮肉にも、彼は見知らぬ男に銃で命を奪われました。犯行に及んだその犯人は現在65歳。今でもその当時の行動を後悔しています。

この歌詞にあるように欲張ったりしなければ争いも、犯罪も起こらないのに。。。
こんな世界が本当にやってくれば、カメラシステムを防犯や監視用途に使わなくて済むのに。

私どもセキュリティハウスは、少しでも犯罪被害に遭う可能性を下げるためにカメラだけでなく、「防犯」をもっと世の中の人々に理解していただくために活動していきます。
天国のジョンレノン、応援してください。
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2020年11月27日
11月に入り、香川県三豊市で発見された鳥インフルエンザ感染をはじめとし、27日現在まで国内で10の事例が発生しました。特に香川県で8例と最も多く、福岡県、兵庫県(淡路島)でも25日に発見されました。はっきりした原因はまだ特定できていませんが、おそらくは渡り鳥が養鶏場の近くの池に飛来したことによるものではないかと推測されています。香川県の養鶏場の近くには池が多数点在していることが多発した理由ではないかともいわれてます。今からの時期、多くの渡り鳥たちが飛来するので、全国で感染の危険があります。

感染を防ぐ方法は、①感染源を近づけない。②内部での感染拡大を防ぐ。③ワクチンを使って抗体を作る。といったことが考えられると思います。

とはいえ、養鶏場を完全にガードすることは非常に困難です。内部感染も、養鶏場のような飼育方法では不可能です。ワクチンはおそらく費用対効果が合わないような気がします。

人間のインフルエンザ予防接種に使用するワクチンは鶏卵を使用しています。もし、鳥インフルエンザが蔓延してしまったら、鶏卵も入手できなくなることになります。そうすると人間用のワクチンも不足してしまう事になりかねません。予防接種が出来ないと重症化する患者も増加してしまいます。


現段階で感染源と推測される渡り鳥の動きを管理することが予防につながるのかもしれません。動物の生態を調査するためのタグを取り付け、GPSでその動向を管理する事が出来るのであれば、前もって飛来地が予測も出来るようになります。飛来する池が解れば、近辺の養鶏場で接近できないようガードすれば、予防になります。


今のところ、決定的な対応策はなく、こまめに鶏舎の周りを監視することで予防するしかないと思います。
ニュースで何万羽もの鶏を殺傷処分、鶏舎の消毒等の映像を見ると心が痛みます。
関係者の方々の心中を思うといたたまれなくなります。
今回被害に遭われた養鶏農家様にお見舞いを申し上げますとともに、一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。
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2020年11月16日
長引くコロナ禍で失業、倒産など良いニュースが少なく、生活困窮者が増えていることが容易に想像される今、犯罪も比例して増加傾向にあると思われますが、コロナ禍の影響だけではなく、災害による復興の遅れも対策が急がれる事かと思います。

生活困窮から犯罪に手を染めてしまうような悲しい事態は絶対に避けなければなりません。

悪い影響から自身の内側に意識が向けば、鬱などの精神面への悪影響が心配です。
自身の外側に意識が向けば、万引きや窃盗、強盗、放火、わいせつ行為など暴力的な行為に及ぶ可能性が高くなります。
日毎の食事にも困るようになると目の前の数千円のために人家へ侵入し、殺人に及ぶ事もあるでしょう。神社の賽銭泥棒が増えているのも当たり前です。

京都市上京区に「食後30分間の皿洗いで1食無料のサービス」で知られた「餃子の王将」出町店が惜しまれながら閉店しましたが、閉店を知ったかつての困窮者や苦学生達が感謝を伝えるために、遠方からかけつけたようです。

日本各地にお地蔵さまがありますが、お地蔵さまにお供えしてあるものは、余裕のある人や信心深い人が喜捨してお供えし、徳を積む、といったことが古くからされていました。

事情があり、困って食べたい人が食べられるようにお地蔵さまにお供えされます。
お供えものを食べた人も、いつか余裕ができた時に、お地蔵さまに感謝のお礼としてお供えされて恩返しをするといった良い循環が生まれます。

日本には「おたがいさま」や「もったいない」など素晴らしい概念があります。

コロナに罹ってしまった人を見つけ出すのではなく、「おたがいさま」の気持ちをもってこの殺伐として時代を力を合わせて乗り越えたいものです。

一部の寺社には慈悲の心で賽銭泥棒を見逃している所もあるようですが、
見て見ぬふりをするのではなく、犯罪に手を染めさせないための対策をされる事をおすすめ致します。

寺社仏閣の賽銭泥棒対策はこちら>>>
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2020年11月13日
捜査員に取り囲まれた男。その手に持っていたのは…電線でした。


 名古屋市瑞穂区の会社に設置された防犯カメラの映像。
 画面右から現れた1人の男。あたりを気にした様子で、ドラム缶に近づき、中を懐中電灯で照らします。
 そしてあたりを見回わすと、ドラム缶に手をのばし、輪のようなものを取り出しました。
 その後、男がその場を立ち去ろうとすると、張り込んでいた警察官が男を確保しました。

 この会社の従業員は、少し前から異変を感じていました。
「従業員が現場から帰ってきて、いらなくなった電線を捨てるときに、明らかに前日と量が違ったので、これは盗まれたんじゃないかと」(被害にあった会社の男性)
 約1か月前から電線が無くなっていることに気づいたという男性。
 そのため防犯カメラを付けたところ…。
「確認したら犯人が映っていたので、それで警察に被害届を出しました」(被害にあった会社の男性)
 その後警察が張り込みを行い、容疑者を現行犯逮捕しました。

 容疑者が盗んだとみられる電線の重さは約10キロ。重くて運ぶのが大変そうですが、狙われたのには理由があるようです。
 電線などの買い取りも行う、名古屋市港区のリサイクル業者を訪ねると。
「ケーブルは中に銅が入っていますので、その銅の割合が何%かで値段をつけて買い取りをしている」
 被害にあった電線であれば、買い取り価格は1キロあたり税込みで260円(取材した業者の場合)。
 さらに最近では、銅の相場が1トンあたり約15万円も上がっているのです。
 取材に応じた業者では、相手の業種などを確認してから買い取りを行っているといいます。
 調べに対し、森川容疑者は容疑を認めていて、警察は換金目的で犯行に及んだとみて調べをすすめています。

YAHOOニュース 2020/11/11 17:39配信


容疑者は、どうせ捨てるものであるという認識だったのかもしれません。しかし、他人の土地に侵入し、置いてあるものを無断で持ち出すというのは完全な窃盗行為です。絶対にいけない事です。

犯罪を防ぐためにカメラを取付けるのでは間に合いません。犯人逮捕の証拠になる場合もありますが、出来ればもっと犯罪者に狙われない対策を講じて欲しいです。
カメラは必要ですが、現場を明るくして、周りからよく見えるようにすることで、犯罪の起こりにくい環境を作ることが大切です。
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防犯御プロ集団セキュリティハウスが皆様の安全・安心に寄り添います。
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2016年9月29日
横浜市の病院で発生した「患者連続殺人」事件で連日ニュースが報道されています。
当社にも色々な所から問い合わせが入っています。

特に救急病院などは常時患者が搬送されたり、お見舞いなどで来訪者があります。
さすがに正面玄関は施錠されてはいますが、「救急受付」や「通用口」は
解錠されている場合が多くあります。
また、病院関係者なども出入りされます。
特に病院関係者はスルーで出入り出来てしまいます。

このような病院では外部からの侵入(入館)を制限することはほぼ不可能ではないでしょうか。
そこで考えられるのが重要な場所には無断入室禁止にする方法が考えられます。
出入りを管理するシステムとしては「入退室管理システム」となります。

しかし、重要な場所への入室を行う際の個人識別は必ずシステムに導入する必要があります。
理由は個人識別出来ないと「誰が?」「いつ?」「どこから?」など
重要な情報を履歴として保管することが出来ません。
経費削減の為に部署毎など複数の方が共有して使用するカードでは
入室者を特定することが出来ません。
これでは意味がありません。
「入退室管理システム」と同時に導入する必要があるシステムとして、
防犯カメラシステムは必ず設置する必要があります。

個人カードなどで特定するといっても、個人が本当に使用されたのかはわかりません。
個人カードの履歴と映像の履歴を確認して本人が入室したことがわかるシステムが必要になります。
また、出来れば入室する扉などが開かれた時に
チャイム音などが鳴動するシステムも同時に設置すべきです。
音が鳴れば周囲の方が音が鳴る方向を見る可能性もあり、
悪意を持って入室する者に対して犯行を思い止まらせる効果もあります。
(人は音には敏感に反応します。)

不特定多数の者が出入りされる病院ではなかなかセキュリティを強化することは難しいと思います。
しかし薬や医療器具(手術道具)など使い方よっては殺人に利用されるものが
多く保管されている場所ですので、最低限「薬品保管庫」や「医療器具保管庫」については
厳重な管理が必要になるのではないでしょうか。
病人の命を預かる施設です。
出来るところから見直して頂きたいと思います。
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2016年9月26日
近年、防犯カメラは色々な場所に設置され、犯人検挙に大いに役立っています。
やはり映像が決定的な証拠となり、犯人検挙に繋がっているのではないでしょうか?

しかし、防犯カメラには決定的な欠点があります。
それは事件などの状況証拠は写せても犯罪の抑止や防止は出来ません。
特に人命に関わる事件などでは状況証拠だけでは取り返しがつかない結果になります。
最近、防犯カメラはいたるところに設置されているために見慣れてしまい、
あまり防犯カメラを見ただけでは抑止効果はないのではないでしょうか。
犯罪者も事前に防犯カメラ設置状況を下見して、
出来るだけ写らない方法を考えて犯行を実施することも考えられます。
これでは防犯カメラを設置する意味が無くなってしまいます。

防犯カメラでは補えない抑止・威嚇効果をプラスする為には
やはり侵入警戒システムの設置が必要になります。
侵入警戒システムを設置することにより、防犯センサーが犯罪者を検知すると
即座に威嚇機器が鳴動して犯罪者に対して侵入を躊躇させる効果があります。
誰でも急に警報音などで威嚇されると驚き、犯行を継続することは困難になります。
防犯カメラと連動することにより、侵入前の映像から威嚇時、
逃走時の映像を記録することが出来る為、より防犯効果を高めることが可能になります。

出来れば本格的な侵入警戒システムを導入して頂くことが理想ですが、
うまく防犯カメラと連動を組むことにより、安価で効果的なシステムを組むことも可能だと思います。
効果的なシステムを組むには防犯カメラだけではなく、
侵入警戒システムのシステムについても熟知している専門業者に依頼することが大切です。

防犯カメラで補えないものを侵入警戒システムで補い、
侵入警戒システムで補えないものを防犯カメラで補う考えが今後は必要になります。
私達も、いかに侵入されないようにするか、
犯罪を未然に抑止することが出来るかを日々考えていかなくてはなりません。

日本がいつまでも安全な国であり続ける為に必要な考え方を持ち続けることが大切です。
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2016年9月16日
近年、防犯カメラは施設やマンション・住宅地などに多く設置されて来ています。
毎日報道させているニュースで防犯カメラの話題は尽きることがありません。

防犯カメラが設置されていることにより、抑止効果が絶大で犯罪者にはある程度の効果はあります。
しかし、犯罪者に対して決定的な抑止にはなりません。それは防犯カメラに映し出されても
その後の行為を抑制する効果は少ないのではないでしょうか?

その理由は防犯カメラに映し出されてもそれだけでは「威嚇」にならないからです。
「威嚇」されないのであれば、行為そのものを抑制する効果はあまりないのではないでしょうか?
私達も親や先生・上司などから「注意」や「指摘」をされないとわからないことがあるのと同じではないでしょうか?
やはり本当の抑止効果とは「威嚇」「注意喚起」ではないでしょうか?

残念ながら防犯カメラにはその効果は殆どありません。
ましてや防犯カメラの存在がわからなければ全く効果がありません。

ですから防犯カメラだけではなく、音や光などの威嚇効果をプラスしたシステムが本来は必要になるものだと思います。

威嚇を行う方法は、ただ単にサイレンを鳴らす、威嚇音声を鳴らすだけではいけません。
威嚇をして犯行を抑止したい場所によって方法が違ってきます。このノウハウは侵入警戒システムを長年経験されている会社(企業)でないとわからないことかもしれません。

最近は「防犯カメラで監視=防犯」と思われている傾向がありますが、防犯カメラだけでは不十分なものになります。
本当に被害を未然に防ぎたいのであれば、もう一度いろいろなものを組み合わせた防犯システムを検討する必要があるのではないでしょうか?
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