捜査員に取り囲まれた男。その手に持っていたのは…電線でした。
名古屋市瑞穂区の会社に設置された防犯カメラの映像。
画面右から現れた1人の男。あたりを気にした様子で、ドラム缶に近づき、中を懐中電灯で照らします。
そしてあたりを見回わすと、ドラム缶に手をのばし、輪のようなものを取り出しました。
その後、男がその場を立ち去ろうとすると、張り込んでいた警察官が男を確保しました。
この会社の従業員は、少し前から異変を感じていました。
「従業員が現場から帰ってきて、いらなくなった電線を捨てるときに、明らかに前日と量が違ったので、これは盗まれたんじゃないかと」(被害にあった会社の男性)
約1か月前から電線が無くなっていることに気づいたという男性。
そのため防犯カメラを付けたところ…。
「確認したら犯人が映っていたので、それで警察に被害届を出しました」(被害にあった会社の男性)
その後警察が張り込みを行い、容疑者を現行犯逮捕しました。
容疑者が盗んだとみられる電線の重さは約10キロ。重くて運ぶのが大変そうですが、狙われたのには理由があるようです。
電線などの買い取りも行う、名古屋市港区のリサイクル業者を訪ねると。
「ケーブルは中に銅が入っていますので、その銅の割合が何%かで値段をつけて買い取りをしている」
被害にあった電線であれば、買い取り価格は1キロあたり税込みで260円(取材した業者の場合)。
さらに最近では、銅の相場が1トンあたり約15万円も上がっているのです。
取材に応じた業者では、相手の業種などを確認してから買い取りを行っているといいます。
調べに対し、森川容疑者は容疑を認めていて、警察は換金目的で犯行に及んだとみて調べをすすめています。
YAHOOニュース 2020/11/11 17:39配信
容疑者は、どうせ捨てるものであるという認識だったのかもしれません。しかし、他人の土地に侵入し、置いてあるものを無断で持ち出すというのは完全な窃盗行為です。絶対にいけない事です。
犯罪を防ぐためにカメラを取付けるのでは間に合いません。犯人逮捕の証拠になる場合もありますが、出来ればもっと犯罪者に狙われない対策を講じて欲しいです。
カメラは必要ですが、現場を明るくして、周りからよく見えるようにすることで、犯罪の起こりにくい環境を作ることが大切です。
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