スタッフブログ
コロナ禍に於いて増えた無人販売のお店。古くは、野菜を畑の近くで陳列して料金箱を置くというスタイル。近年、冷凍技術が進み、焼肉、餃子、だけにとどまらず、ラーメンなどの食材のお店も増えてきました。人を介せずに支払いができるので、コロナ禍では感染防止対策として注目を集めていました。
しかし、毎日のように無人販売店舗での盗難被害が記事になっています。
有人店舗での万引きの場合は、お金に困っているわけではなく、スリルを味わいたいという理由で犯行に至るケースもあります。ニュースになっている無人店舗での万引きは、お金がなくて盗んだという人が圧倒的に多いように感じます。
お金がないけど、お腹がすいた。美味しそうな食べ物が置いてあるが、誰もいないお店。つい出来心で盗んでしまう。
といったところでしょう。最初は悪いと思っていても捕まらないと、ついつい盗んでしまう。どんどんエスカレートし盗む商品が増えてくる、といった流れになっているような気がします。
人間の欲求には5段階あるとアメリカの心理学者マズローが提唱しています。いわゆる「マズローの法則」です。
この欲求はピラミッド型を形成しており、第1が「生理的欲求」次いで「安全欲求」「社会的欲求」「承認(尊敬」
「自己実現の欲求」の順となっています。「生理的欲求」は生きていくために必要な欲求で、三大欲求(食欲、睡眠欲、性欲)
です。
基本的には、それぞれの欲求が満たされると、次の段階に欲が出てきます。
お腹がすいたという生理的欲求が満たされると、次に、身体的安全、経済的安定、健康などなど、身の回りの安全を確保したいという欲求が出てきます。
金品を盗むのではなく、食品に手をかけるという犯罪は、生理的欲求を満たすために行われているもので、その他の窃盗と質が違うもののような気がします。この手の犯罪をなくすには、「生理的欲求」が満たされた状態にすることです。
と、言っても、お腹がすいていない人がお店に来ても商品を購入することはありません。お金を支払って食べ物を手に入れることができる
人だけをお店に入れるという必要があります。そうでなければ、「気が向いた人だけお金を払ってください」といっているのと同じことになってしまいます。
24時間商品が手に入る無人店舗は、利便性を追求するあまり、安全性の補完ができていません。
店員がいることで、「お金を払わなければならない」という当たり前のことに疑問を持つ人はいません。誰も見ていないということで自制心のタガが外れてしまうものです。
犯罪企図者と、盗難対象物、抑止力のある監視者の不在。この三つが同一空間、同一時間に発生すると犯罪が行われるというのが、防犯環境設計の考え方です。
防犯カメラがこれだけ設置され、ニュースにも映像が流れているのにもかかわらず、一向に盗難は収まりません。最近では自動追尾という機能を持った、人が動くとその向きにカメラが回転するような、いわゆるAIカメラが付いていることを認識したにもかかわらず、盗難が発生したという事件もありました。
と、いうことは、防犯カメラだけでは「抑止力のある監視者」にはなり得ないということです。
ということは、お店に入る前に会員登録をして、電子マネーで精算をする仕組みでないと、店舗の運営は難しいのではないでしょうか。ただし、そうなると、わざわざ店舗に行かなくても、宅配やサービスや、ネットショッピングで事足りてしまいます。
いずれにしても、無人販売店舗というのは、経費削減したいという店舗側の思惑が大きく、利用者としてもメリットがあまり感じられないと思ってしまいます。
また、どひえもんという冷凍食品用の自販機の登場で、なお一層運営が難しくなると思います。
コロナ禍という今までなかった特殊な時期に、外食ができないとう不満を満たすための策で、急速に店舗が増加したのは理解できます。しかし、コロナが明け、外食も自由になった今、この無人店舗という形式はニーズが減ってきていると言えます。
農家の方が、少々形が悪く、市場に出回らないので、畑の横に並べて販売する形式は、捨てるのはもったいないので、食べてもらった方がいいだろう、という発想のもとから生まれたものだと聞きます。
結論、そういった食材でなければ、難しいのではないかと思います。
1年の世相を表す「今年の漢字」に「税」が選ばれた。京都市東山区の清水寺で12日、日本漢字能力検定協会(同区)が発表した。
生活に直結する増税、減税の動向に注目が集まった1年。国民の期待や不安が錯そうした。2014年以来2度目。
2位は「暑」。3位は「戦」だった。
今年の漢字」は1995年に始まった師走の恒例イベントで、今年が29回目。昨年はロシアのウクライナ侵攻や、北朝鮮による相次ぐミサイル発射があり「戦」が選ばれていた。
<YAHOOニュース2023年12月12日 14:05配信>より
インボイス制度が導入されたのも記憶に新しく、その影響も少なからず今年の漢字に反映されたのではないでしょうか。2014年に消費税が5パーセントから8パーセントに上がったときにも「税」が今年の漢字に選ばれました。
そして2位が「暑」。
今夏の厳しい暑さを持っても、税に対する負担の大きさが勝ったということでしょうか。
しかし、今年の夏の暑さは異次元でした。しかも、11月になっても12月になっても過去最高気温を更新し続けています。年末に向けては、急激に寒気が入ってき、さむくなるという予想が出ています。寒暖差による体調不良に気を付けたいものです。
そして昨年1位だった「戦」です。ロシアによるウクライナ侵攻はまだ終末が見えていません。
また今年に入ってパレスチナ問題が激化し、子供を含む多くの人々の死が報道されています。
戦争はいけないものだと、みんな分かっているはずなのに、始まってしまうと終わりが見えなくなってしまいます。戦争を始めるのは簡単、終わらせるのは難しい。だからこそ、戦争は絶対に始めてはいけない。
たった三文字ですが、今年一年を十分に表しているのもであると感じました。いずれにしてもよい1年とは言えなかったですね。来年こそはみんなが平和で、安心して過ごせる良い世の中に、良い一年にしていきたいです。
そのためにも、犯罪を起こさせない環境づくりにセキュリティハウスが役立ちたいと思います。
栃木県内でイチゴや桃などの農作物の盗難被害が急増しており、県警と県、JA栃木中央会などが生産者を対象とした防犯研修会を開くなど、盗難を防ぐ取り組みを強化している。
県警生活安全企画課によると、2022年の農作物の盗難被害は56件で、過去5年で最多だった。同課は転売目的の盗難が増えているとみており、担当者は「農作物は県の財産。せっかく作った農作物を安易に盗ませてはいけない。地域ぐるみで対策に取り組んでほしい」と力を込める。
「朝、ビニールハウスに行ったらなくなっていた。せっかく作ったイチゴが盗まれ、憤りを感じる」。壬生町のイチゴ農家の男性(70)は今年2月、「とちあいか」約20キロ(時価約4万円)を盗まれた。大きな粒のイチゴばかり摘まれたという。
防犯カメラをつけていた近所の農家がカメラの配線を切られ農作物の盗難に遭ったケースを知っていたため、カメラなどはつけていなかった。11月の収穫期に向け、新たに夜間用の防犯カメラなどを道路側に設置しようと考えているが、「敵も敵で知恵があり、下見をした上で入って来るなど、こちらの対策をかいくぐってくる。いたちごっこだろう」と頭を抱える。3カ所あるビニールハウスの全範囲をカバーするだけの防犯対策は厳しく「多くのお金を割けない」とも漏らす。
同課によると、被害の届け出のあった農作物の盗難被害は2018年は41件、19年43件、20年42件、21年37件だった。果物では特に単価が上がっているイチゴや桃の被害が多く、中でも22年の被害はイチゴが最も多い12件を占める。今年2月中旬には真岡市で「とちおとめ」が約50キロ(約10万円相当)も盗まれる事案もあった。21年ごろから転売目的とみられる大量盗難が増えているという。
県警は昨年、情報共有や、農家への情報発信のため、県農政部、JA栃木中央会と「とちぎの農作物等盗難防止に関する協定」を結んだ。6月には、さくらんぼの盗難を防ぐため先駆的な対策を取っているJA山形中央会を招いた研修会も開催。「のぼり旗の設置」「防犯カメラの無償貸し出し」などの対策を学んだ。
県警の担当者も、「ビニールハウスに鍵をかけた場合、ハウス自体を破損させられかねない」などと対策を取りにくい現状を説明したうえで、侵入者を検知するセンサーや防犯カメラの設置を呼びかけた。生産者による防犯夜回りは負担が大きいとして、地域での防犯パトロールの事例を紹介した。
一方で、容疑者の検挙について同課の担当者は「盗まれたものをDNA鑑定することは難しいため、現行犯逮捕でない限り、検挙するのは難しい」と打ち明ける。不審車両を見かけた生産者らから通報を受け、職務質問をするなどして現行犯逮捕につなげることが重要という。不審者などの情報提供を募る「とちぎの農作物泥棒 情報提供BOX」も昨年から県警のホームページ上に設けており、活用を呼びかける。
県警などは、JAから警戒すべき場所や収穫時期といった情報提供を受け、今年6月末までに3回、車でイチゴ農家を巡回する合同パトロールを実施。被害の発生状況をまとめたチラシを配布するなどしており、今後も県内各地でのパトロールを定期的に実施していく予定という。県農政部経営技術課の担当者は「被害に遭うことで、営農のモチベーション低下にもつながりかねない。地域ぐるみで警戒し、犯罪抑止力の向上を目指していきたい」と話す。
<YAHOOニュース2023年9月15日配信>より
物価高は、生活必需品全般にわたり、すべての日本人があおりを受けています。ブランド果実も例外ではなく、価格は高騰しています。生産者は、肥料も高騰しているので、原価が上がっているため、値上げせざるを得ない状況にあります。
原価が上がっているところに加え、収穫するべき作物が盗まれるということは、仕入れの回収をするどころか、全て赤字になってしまいます。
農作物は何故狙われるのでしょうか?
敷地が広いため、すべてに目が届きにくいため。
境界線に頑丈な壁や塀が設置しにくく、施錠も難しいため。
人通りが少なく、特に夜間には真っ暗になり、人目がないため。
盗品だと証明する方法がないため。
転売しやすくなったため。
という理由から、商店から盗むよりもハードルが低くなるので狙われてしまいます。
狙わせないためには、この理由の逆を対策として行えば良いのです。
敷地境界線にしっかりしたフェンスを設置し、入場するのには開錠しないといけない。
夜間も照明が煌々と付いており、絶えず人通りがあり、人の目にさらされている。
ブランド商品であることを証明できるような特殊な形や色を付ける。
現実的ではありませんね。また、費用もそれなりに掛かってしまいます。
防犯カメラを設置したとて、不審者を記録するのにとどまります。
たとえ映像に記録されていたとしても、盗まれた後では農作物は帰っては来ません。
手塩にかけて育て上げた我が子のような農作物が盗まれる、ということは身を切られるような思いだと想像できます。犯罪は、被害に遭った人を心身共に傷つけていくものです。
このような悲しいニュースが無くなるように願っています。
国土交通省は新幹線を含めた首都圏などの利用者が多い路線で、新たに導入される全ての車両を対象に防犯カメラの設置を来月15日から義務付けることにしました。
2021年に、走行中の小田急線や京王線の車内で無差別に乗客が刺され重軽傷を負う事件が相次ぎました。
これを受けて国交省は、新幹線のほか首都圏などの利用者が多い路線で、新たに導入される全ての車両への防犯カメラ設置を義務化するよう、省令の一部を改正しました。
来月15日から適用されます。1日1キロあたりの平均乗車数が10万人を超える区間を走る車両が対象で東京・愛知・大阪のほか、福岡を走る車両が該当するということです。
<YAHOOニュース2023年9月15日17:14配信>より
電車内での事件を受け、利用者が多い路線に対して、優先的に防犯カメラの義務設置化が進んでいます。地方では、費用面でなかなか進んでいないようですが、とりあえずの対策として、車用のドライブレコーダーを設置している車両もよく目にします。
電車車両のカメラはどのような用途に使用されるのでしょうか?
いくつかの用途が考えられます。
1.放火や、切りつけ等の凶悪犯罪が発生したときに、現場の状況をリアルタイムに把握し、適切な対応・処理を行うことを目的としています。
2.痴漢を防止する、痴漢の証拠を押さえる、また、痴漢冤罪を証明する目的で使用します。カメラが付いていることによる予防の効果が期待できます。ある路線では、痴漢の被害が6割減になったという報道もありました。
3.車内での迷惑行為対策があった際に、素早くリアルタイムな現状把握を目的としています。
同様に、乗客同士の揉め事、喧嘩についても同様の用途で使用できます。
4.そのほか、落とし物・忘れ物の確認にも役立てることができます。
必要な要件としては、リアルタイム映像を乗務員が確認できること、映像を保存し、後から確認できることとなります。と、いうことは、ドライブレコーダーでは完全に件を満たすことができていません。
電車は振動もあり、通常の防犯カメラとは異なり、耐久性も求められます。従いまして、専用のカメラということになり、大量生産が叶わない為に、どうしても高額になっていました。設置が義務化されることにより、台数も増えます。台数が増えると、1台当たりの単価も下がってきます。価格が下がると、設置するハードルも下がり、さらに普及していく、ということになります。
カメラ設置台数が増えてくれば、電車内犯罪も反比例して減っていきます。
電車内が、安全で安心な空間になるためにも、もっと設置台数を増やしてもらえたらと思います。
いよいよ迎えるシルバーウイーク!今年は大型連休というわけにはいかないですが、敬老の日(9月18日)を含めて3連休があります。秋分の日が土曜日のため、振替休日にもなりませんでしたが、夏休みが終わって、夏の疲れをいやすのにちょうどいい休日になります。
今年は、既にインフルエンザが大流行しており、また同時にコロナ感染も増えています。新型コロナウイルスの変異株「BA.2.86」通称ピロラは、感染力が強いと言われています。
通勤電車内や街中の人込みでも、マスクを外している人が多くなりました。感染を防ぐためには、マスクを再度つける必要性もありますが、一度楽を覚えるとなかなか元に戻りにくいです。
自分の事務所でも10人中マスク装着はたった2名のみです。以前は強制的にマスク装着となっていましたが、現在は個人の判断と、強制力はなくなりました。
また、街中を見ても、相変わらず外国からの旅行者が多いように感じられますが、外国人はほぼマスクをしていません。(あくまでも個人の見解)これでは感染拡大しないほうがおかしいと思います。学生もマスク無しの人が多いので、学級閉鎖が全国で急増しています。
よほどの理由がなければ、このシルバーウイークは外出を避けた方が無難ではないでしょうか。
既に旅行の予約をされている方については、極力人ごみを避け、マスクを着用し、手洗い・うがいを励行し、十分な栄養と睡眠を心がけましょう。
旅行される方は、戸締りに気を付けて空き巣対策を万全にしましょう。空き巣被害は7月8月が最も少なく、これから増えてきます。理由としては、日照時間の関係で、7,8月は日没が遅く、日の出が早いため、暗がりになる時間が一年を通して最も短く、これから急激に日没が早く、火のでも遅くなるためです。また、シルバーウイークということで、留守にする家庭や会社も多いことも要因の一つです。
外から見て、無人であることを悟らせないため、照明をつけるなどして、犯罪者の下見に対して、狙わせないということを強く意識した対応が必要です。
空き巣対策はコチラ
イギリス・大英博物館の館長は、複数の収蔵品が盗まれた問題を受け、責任を取って辞任すると表明した。
大英博物館は8月16日、複数の収蔵品が紛失または破損していると発表し、職員1人を解雇したが、一部メディアによると、盗難などで紛失した収蔵品は、2,000点にのぼるとみられている。
この問題をめぐっては、大英博物館が2021年に盗難についての警告を受けていたものの、適切に対応しなかったと指摘されている。
これを受けて、大英博物館のフィッシャー館長は「失敗の責任は館長にある」として、辞任を表明した。
<YAHOOニュース2023年8月28日 16:39配信>より
大英博物館というと、世界最大の収蔵数を誇る、名実ともに世界最高の博物館です。その収蔵数は実に800万点を超え、フランスのルーブル美術館でも38万点といわれているので、いかに膨大な数を所蔵しているのかよくわかります。
今回盗まれたり、破損したりしているものは、展示しているのではなく、主に学術・研究も句歴に保管されていた、紀元前15世紀から期限19世紀のものだと発表しています。
これは、いわゆる人類の宝です。先人たちの文化、生活のすべてを知るための、貴重な遺産なのです。
調査を進めていくうちに判明しましたが、800万点の収蔵品について、すべてが目録化され、登録されているわけではないということです。
管理について、ずさんになってしまっていたことが露呈されました。このことから、防犯対策も十分ではなかったのではないでしょうか。
文化財が盗難に遭うというのは、高額で取引されるということが原因に一端にもなります。
日本でも文化財の盗難事件は後を絶たないです。
セキュリティハウスは、「次の世代へと文化・魂を継承していく為に守りたい。」と考えています。
文化財を守るにはこちらをご覧ください。
コンビニでシャツを盗んだとして、常習累犯窃盗罪に問われた男性の判決公判が8日、神戸地裁であり、裁判官は無罪(求刑懲役3年)を言い渡した。検察は防犯カメラに写る人物と、男性の服装などが類似する点を証拠としたが、犯人と認定するには「合理的な疑いが残る」と判断した。
判決によると、2021年9月2日、神戸市のコンビニで、白色の紙袋を持った人物がTシャツ4点(計1万1880円相当)を紙袋に入れ、精算せずに店を出た。
逮捕後の警察官調書では、男性は服装や所持品が一致したことから映像の人物は自身で間違いないと述べたとされる。一方、事件については「何も覚えていない」と供述。裁判で弁護側は「男性は犯人ではなく無罪」と主張した。
裁判官は、映像の人物の着用品や所持品に固有の特徴、珍しさがないと指摘。顔は不鮮明だった点から「誤信して犯人は自分と思う旨の供述をした疑いを払拭できない」とした。
<神戸新聞NEXT 2023/9/8 20:07配信>より
防犯カメラの映像が決め手となり、犯人逮捕となったという記事はよく目にしていますが、カメラに写っていた人物を自分だと認めつつも、犯罪行為に関しては身に覚えがないということを供述していました。
また、映像が鮮明ではないので、雰囲気、持ち物が一致しただけで、顔は特定できるほどではなかったようです。
防犯カメラの映像品質については、急激に高画質化されています。現在は200万画素、400万画素、4Kといった画質が主流となっています。今後は8K画質のものも登場して、ますます鮮明な映像を残すようになっていくと予想されます。
画質が鮮明になればなるほど、映像が大きくなります。大きなサイズの映像を記録するのに、容量の大きな記録装置が必要になってきます。
被害に遭ったお店は、あまり解像度の高くないカメラを使用してたのかもしれません。
このような機器はスペックの進歩が激しく、数年でガラッと変化してしまいます。どんどん更新していく必要もあります。
また、「常習累犯窃盗罪」というあまり聞きなれない罪があったので、調べてみると、「窃盗罪・窃盗未遂罪に当たる行為を常習的にする罪。過去10年間に3回以上これらの罪で懲役刑を受けたものが、新たに罪を犯すと成立し、3年以上の有期懲役に処せられる。(1930年施工の関連法『犯罪等ノ防止及処分ニ関スル法律』による規定)
デジタル大辞泉より抜粋
ということは、この男性にはもしかすると前科があったのかもしれません。
前科があると、人は色眼鏡で判断して今います。
ところが防犯カメラは、きちんと真実を映し出すのです。
そういった意味でも、防犯カメラはお店には不可欠なものです。
この事件のように犯罪者を作らないという働きをしたカメラは、まさしく防犯カメラではないでしょうか。
札幌市の観光スポットのひとつ「中島公園」で、80歳の女性の財布をひったくり盗んだとして、札幌市内に住む17歳と18歳の男子高校生2人が逮捕されました。
2人は6月1日午後10時ごろ、2人は共謀のうえ、80代の女性が手に持っていた財布を盗んだ疑いがもたれています。
警察によりますと、80歳の女性が知人と一緒に中島公園の入口付近にいたところ、男2人組に道を聞かれました。
男らはいったんその場を離れたとみせかけて戻り、女性が手に持っていた財布を奪い逃げました。
現場そばの防犯カメラにひったくる瞬間が記録されていて、警察は映像解析などから少年2人を特定。8月23日までに2人を逮捕しました。
警察は、2人の余罪も含め、捜査を進めています。
<YAHOOニュース2023年8月23日21:12配信>より
犯行が行われたのが6月1日、逮捕されたのが8月23日と、約3ヵ月経過してからの逮捕となりました。財布をひったくられた女性からすると、怖くて眠れない日が続いたのではないでしょうか。
80歳の女性が手に持っていた財布を、強引にひったくり、逃走するという極めて悪質な犯罪行為です。しかも、17歳ということは、自分のおばあちゃんくらいの年齢差になります。
本来守られなければならない高齢者に対する卑劣な仕打ち。しっかりと反省し、罪を償って、もう二度とこのような犯罪に手を染めないでほしいです。
街頭防犯カメラが普及し、警察の努力により解決しない事件をなくそうとしています。
街頭犯罪が成功しないということが認知されるよう、街頭でも死角をなくし、地域コミュニティで声がけを強化する等安心で安全なまちづくりを、みんなで目指しましょう。
元々はアメリカで、とあるキャリアコーチがSNSの動画で「静かな退職(Quiet Quitting)」というフレーズを使ったのが始まりです。アメリカでは、仕事を懸命に取り組むといった風習が一般的だったのが、仕事だけでなく、プライベートも充実させるといった考え方が浸透していきました。今は、世界的にもこの動きが広まりつつあり、半数以上が「静かな退職」に当たるともいわれています。
がむしゃらに働くのではなく、自分のやるべき最低限の仕事をこなす。出世や賃金アップを追い求めるのではなく、残業せず、定時で帰宅し、自分の時間を大切にする。というものです。
日本でも最近聞かれるようになってきました。特にZ世代といわれる若い年齢層でこの考え方が支持されているようです。働き方改革等言葉も一般的になりつつあるいま、働き方が多様化してきています。一つには、新型コロナウイルスによる感染症拡大で、テレワークが拡大したことや、働き方改革で残業時間を少なくしたなどが原因として挙げられます。
時間に余裕ができた分、プライベートの時間が増え、個人消費につながるなど良い面も見受けられます。
相反する「騒がしい退職」という言葉が出てきました。「静かな退職」は在職するのだが、「騒がしい退職」はSNSに退職を宣言し、突然に退職してしまうというもの。現状勤めている会社に、不満や悪意を持って、辞めてしまう。退職後も会社にマイナスになるような発言をネット上に上げたりすることもあるといいます。残された在職社員は、大迷惑です。モチベーションも下がります。会社全体に悪影響を及ぼす恐れもあり、メリットはないものです。
労働市場の冷え込みから、「不機嫌な在職」という言葉も出てきました。今の仕事にやりがいも感じず、会社への忠誠心もないが、今以上の待遇の仕事に就くことも出来ず、辞めるに辞められない状態を指します。「不機嫌な在職」は「静かな退職」と異なり、仕事をしないのが特徴だそうです。
このような状態を防ぐには、従業員のモチベーションを上げることが一番です。やりがい、達成感を持たせる。そのうえで賃金アップといったことを実践することによって、会社を好きになる。従業員が、自分の会社を好きになることで、人にも自分の会社を好きになってもらいたいという欲求が出てきて、自ら進んでプラスアルファの仕事をする。好循環が生まれます。
職場にカメラが設置されることが増えました。一昔前は、従業員管理のた、不正防止のためという理由でしたが、最近では、時間外のサービス残業を防止する目的や、社員の困りごとを発見し、解決するための問題解決ツールとして使用するケースも増えてきました。
これが定着すると、従業員側は、「見張られている」というマイナス感情ではなく、「真面目に働いているのを見守ってもらえる」といった好感情になり、モチベーションアップにもつながります。
朝早く出社して掃除当番をまじめにこなしているのに、評価されない。当番をサボって居眠りしている人が、何もとがめられず、先に帰る。このような小さな不満がたまって「静かな退職」や「不機嫌な在職」に化けていくのです。
同じツールを使っても、使い方や、伝え方を変えると会社を元気にすることができます。
防犯はカメラだけではありません。また、カメラは防犯だけではありません。
防犯専門会社のセキュリティハウスだからこそできるご提案があります。
セキュリティハウスの活動理念
セキュリティを通して「快適な価値創造・快適な環境創造」を全ての企業、全ての住宅、全ての施設に提供することにより社会に貢献する
ご相談はお気軽に
人気のカードが狙われた大胆な犯行です。静岡県藤枝市のホビーショップで何者かが店内に侵入し、ポケモンカードが100枚以上盗まれていたことが分かりました。店内の防犯カメラが犯行の一部始終を捉えていました。
映像は7月18日の午前3時、藤枝市のホビーショップ「駿河屋 藤枝店」の店内の防犯カメラです。
何者かが店の入り口のガラスを壊し、カバンを手に持ち侵入してきました。別のカメラを見ると…店の状況を把握していたのでしょうか。一目散にカードのあるエリアに向かい、ショーケースを壊しながら次々と商品をカバンの中に入れています。店に入ってから犯行を終えるまでわずか4分ほど。盗まれた商品はいま日本全国で大人気の「ポケモンカード」でした。
<駿河屋 藤枝店 店長>
「この正面の上の部分と下の部分が被害に遭ったところ。上のガラスケースに新しいカードが並んでいる。下がプレミアムコーナーになっていて高額な商品が並んでいた」
ポケモンカードをめぐっては人気の上昇とともに市場価格が高騰していて、1枚数十万円で取引されるものも。今回、被害に遭ったコーナーには、取引価格が1万円から10万円の高額カードが並んでいました。店によりますと盗まれたカードは100枚以上、取引価格は合計で100万円以上に上るといいます。
この非道な犯行にポケモンカードファンも怒りをあらわにします。
<店を訪れた客>
「盗むのは良くないので、欲しいならお金を出してちゃんと買うようにしてほしい」
さらに驚愕(きょうがく)の事実も。今回被害に遭った店は警察署の隣。深夜とはいえ、大胆な犯行です。
<店を訪れた客>
「(店が)警察署の隣にあるので『そんなことするんだな』と思った。価格が価格というのもあるので、時計とか宝石とかああいうのと同じ感覚になってしまっているのだと思う」
ポケモンカードの窃盗事件は全国でも多発していて、店側も盗難対策は実施していました。
<駿河屋 藤枝店 店長>
「販売価格が5万円以上の高額なカードに関してはダミーパッケージという形でコピーしたものを展示して、現物は金庫にて保管という対策はとっていた」
店は、警察に被害届を提出し、ダミーパッケージを増やすなどの対策を進めていくとしています。
<YAHOOニュース 2023年7月19日20:44配信>より
トレカ盗難のニュースが後を絶ちません。どんどん高騰し、また換金するのは簡単で、盗む際には軽く、持ち運びやすいものです。ブランド時計などは、シリアルナンバーがあり、転売しようとすると足が付きますが、トレカはどうなのでしょうか?
防犯カメラの映像を見ると、入り口の扉ガラスを割っての侵入。走ってターゲットの場所に行き、ショーケースを壊し、手早くカードを取り、その後入ってきたときと同様、走って、ガラスの割れた扉から逃げていきました。
この間、僅か4分。ガラスの扉は簡単に破ることができます。侵入しやすく、簡単に盗めてしまい、持ち運びやすく、足が付きにくいとなると、狙われない理由がありません。
被害に遭ったお店では、5万円以上の高額商品について、見本をショーケースに展示し、商品自体は金庫に保管していたということで、被害額が100万円で済んだということです。
盗難防止対策としては、すべてを見本展示し、商品は別に金庫補完することが有効だと考えます。
閉店後に店内に入られないようにするには、扉、窓、鍵等の建具を防犯性能の高いものにしなければなりません。実際にCPマークという指標があり、侵入の為の破壊行為を5分以上耐えうる性能を持っているものを指します。
侵入に5分以上かかると、7割以上の犯罪者が、侵入をあきらめるといわれています。
但し、防犯性能が高い建具が使用されていることが、周りからみてわからなければ、破壊行為をしようとします。バールでこじ開けようとしたり、殴りかかって壊そうとしたりします。
5分間破壊行為に耐えると、あきらめて逃げますが、その時にはすでに破壊されかかっています。という事は補修に多額の費用が掛かってしまいます。
で、あれば、最初から、「この建物は、防犯性能が高く、簡単に侵入できない」という看板を立て、「もし、それでも侵入しようすると、警報を発して、警察に通報します」といった音声を流してはどうでしょうか。
そう簡単に破れない店を狙うのではなく、入りやすい店を狙うのではないでしょうか。
周囲の環境にもよりますが、音と光は犯罪者にとって嫌なものです。そして防犯カメラ。
これが揃えば、犯罪に遭う確率が劇的に低下します。
警察署が近いから狙われない、なんてことはありません。店内の電気をつけっぱなしにする、人がいるような工夫をする、といったことも有効な手段です。