スタッフブログ
白昼堂々、現場に現れた白いキャップをかぶった男。
しゃがみ込み、何かを手にすると懐に入れました。さらに堂々と持ち去ったのはバッテリー。
その大胆な盗みの一部始終を、防犯カメラがとらえていました。
カメラに顔がはっきりと…盗んだ物を懐に
事件が起きたのは、年が明けたばかりの1月3日 正午前。福岡・飯塚市にある休業中の運送会社が狙われました。
「カメラの死角が分かっていない時点で玄人じゃない。隠れているけど、全部映っています。」と語るのは運送会社社長です。
白いキャップの男が現れたのは午前11時40分頃。会社の敷地に歩いて侵入すると、人がいないことを確認している様子です。
すると男はタバコの吸い殻を、入り口付近の灰皿にポイと捨てました。
男はその足で駐車場へ向かいます。
死角に入ろうとしているのか、カメラを見上げると、あごマスクの顔がはっきりと映りました。
男はしゃがみ込むと、手にした何かを懐に入れます。
盗んだのは、会社のトラックから取り外したサイドマーカーです。夜間に走る際、トラックの幅などを他の車に知らせるもので、中古品でも1つ約3000円するといいます。
バッテリーは堂々と…大胆な窃盗
盗んだのはこれだけではないのです。
次に狙ったのは乗用車のバッテリーです。車から取り外された中古品で、1つ約数百円だというバッテリーを、慌てることなくコンビニへと続く裏口から持ち去りました。
会社の社長は4日、警察に被害届を提出しました。
「売りメインじゃないですか。バッテリーの金額が上がっているので、スクラップ集めていて、(人が)いないから持って行っちゃったみたいな。だからと言って、許されるものじゃないけども...」と社長が言いました。
警察は、窃盗事件として捜査を進めています。
<YAHOOニュース 2023年1月7日11:10配信>より
ゴミであろうとも廃棄するものであろうとも、無断で人の敷地にあるものを持ち去るのは、盗難という犯罪に当たります。
現在、ゴミだと思っていたものが再販するとどんどん価格が高騰しているものも増えてきています。電線やバッテリーなどは最たるものです。車のマフラーの触媒もスクラップ市場では価値が高騰しています。
車だけでなく、パソコンや携帯電話のバッテリーにも、レアメタルが使用されており、リサイクルすることによって、ほかのものに生まれ変わります。半導体の原料にもなります。
半導体不足はまだまだ世界的に解決しておらず、長納期の製品も少なくありません。
犯人は、落ちていたものを拾って、持って行ったという解釈なのでしょうか?
防犯カメラも設置されており、顔も映っているので、逃げ切れるわけはありません。
罪を罪と認め、今後同じことを繰り返さないよう改心してほしいと思います。
26人が犠牲となった大阪・北新地ビル放火事件は17日、発生から1年となりました。「私の時間はあの日で止まっています」。遺族の1人はそう手記につづりました。被害に遭ったクリニックの患者らには前を向けるようになった人もいれば、不安のまっただ中にいる人も。大切な人はもういません。喪失感と悲しみは癒えないままです。
現場ビル前には17日朝、真新しい花束が折り重なって置かれていた。近くで歯科医院の経営者は「花は1年間絶えず、今でも前を通ると建物を見上げてしまう。事件はずっと心に残り続けるでしょう。ご遺族を思うといたたまれない気持ちになります」とビルを見つめた。
<YAHOOニュース 2022年12月17日 10:18配信>より
年末の気ぜわしい時期に、緊急ニュースで報道されていたのをはっきり覚えています。大阪の北新地、大阪駅のほんの近く、街中のビルから真っ黒な曇りがもうもうと立ち込めているという映像が目に飛び込みました。
その後少しずつ詳細が報道によって明らかにされ、容疑者の詳細も解ってきました。スマホの連絡先には誰の電話番号も登録されておらず、預金通帳の残高はほぼ0円・・・・
自暴自棄になった末の行動により、本人を含め、大勢の大切な命が失われました。
このような事件が起きてしまった背景には、世の中からの断絶による孤独と貧困があります。よその国ではなく、この我々が住んでいる日本で起こっている状況なのです。誰もが他人ごとではないはずです。
刑法犯の認知件数は20002年をピークに20年連続右肩下がりで、285万円が、令和3年には56万件となりました。検挙率も20.8%から46.4%まで回復しました。この間に、防犯カメラが急激に普及し、路上犯罪が多い地域、場所に街頭防犯カメラの設置が進みました。件数的にはピーク時の五分の一となっていますが、犯罪の質自体が変化してきています。
令和3年11月に警察庁が実施したアンケート調査(全国の15歳以上の男女5000人を対象に、年代別・性別・都道府県別の回答者数の割合が平成27年国勢調査の結果に準じたものとなるようインターネットを通じて実施したもの。)の結果、最近の治安の状況について、
0.8%(1,041人)にとどまるのに対し、
「悪くなったと思う」又は「どちらかといえば悪くなったと思う」と回答した人の割合は64.1%(3,205人)に上りました。
「悪くなったと思う」又は「どちらかといえば悪くなったと思う」と回答した人が「思い浮かべていた」犯罪の上位4項目は、以下の通りです。
〇「無差別殺傷事件」(79.1%・2, 536人)、
〇「オレオレ詐欺などの詐欺」(69.0%・2,211人)、
〇「児童虐待」(61.1%・1, 959人)、
〇「サイバー犯罪」(57.1%・1,831人)
令和3年の犯罪情勢-警察庁より抜粋
刑法犯の認知件数が5分の一に減少したにもかかわらず、治安が悪化していると感じ他人が64%にも上ります。その原因が犯罪の質自体が凶悪化しているということに起因しています。今後は刑法犯を減らすと同様に、凶悪犯罪を起きないように予防することを意識する必要もあります。
心の病を持っている人をどれだけ受け入れ、支援できるか、ということも重要になります。思い悩んで追い込まれ、自暴自棄になることを避けられれば、悲惨な事件も減るのではないでしょうか。安全な環境は、地域のコミュニティによって作ることができます。小さなことですが、声掛けから、関係が始まるのです。
顔を合わせたときに気持ちよく挨拶を交わす。これだけで社会とのつながりができます。毎日顔を合わせていた人が2、3日顔を見なくなった、どうしたのだろう?と、思うことがつながりです。異常状態を初期段階で発見できる可能性もあります。
隣に住んでいる人がどんな人なのか見たこともない。そんなことは都会では珍しくないかもしれません。学校に通うために一時的に故郷から出てきて一人暮らしをする、または単身赴任で短期的に自分の住処から離れる、等の際には、隣近所との付き合いなども必要ないかもしれません。
今後は高齢化が進み、自治会の仕組みも昔とは変わってきました。子供が多い時代には、子供が喜ぶような地域でのお祭りや運動会などの催しがあり、それを通じで大人のコミュニティも形成されていました。今の若い人には、そんな関わり合いも煩わしいと思う向きも増えてきているようです。
地域のコミュニティが活発な地域は空き巣被害や、路上犯罪も発生しにくく、安全なところが多いです。誰もが安心して社会生活を送るためにも、そんな取り組みが重要です。
京都の世界遺産である某寺の「南大門」に複数の傷をつけたとして男が再逮捕されました。
文化財保護法違反の疑いで再逮捕されたのは、京都府に住む職業不詳の容疑者の男です。
警察によりますと、容疑者は12月15日午前4時半ごろ、京都市の寺にある重要文化財「南大門」の壁面を、液体が入ったペットボトルでたたき、複数の傷をつけた疑いが持たれています。
容疑者は、駆け付けた警察官の顔に唾を吐いたとして、公務執行妨害の疑いで現行犯逮捕されていましたが、警察は警備員の目撃情報などから壁の損壊についても容疑者によるものだとして再逮捕しました。
調べに対し、容疑者は黙秘しているということです。
<YAHOOニュース 2022年12月16日 1:48配信>より
文化財に対する破壊行為は、後から後悔する行動です。容疑者本人がイライラして行ったのか、某寺に恨みがあったのかは不明ですが、悪質な行為です。
この門は、日中には車通りも人通りも多い国道沿いにあり、1600年に建てられ、その後1895年に現在の場所に移築されたものです。幅が18mもあり、鳥や獣の彫刻が施された、大きく立派な門で、国の重要文化財に指定されています。
今から400年以上も昔に作られたものが、現存しているだけでも、多くの人たちが保存に尽力してきたおかげです。そんな労力をないがしろにするような行為です。この容疑者のつけた傷はもう治りません。
文化財は我々のご先祖様が作り、そして後世へ残すために守り伝えていくものです。落書きをしたり、傷をつけたりしていいものではありません。人類の宝物です。400年も前の材料から前人達が当時の技術を駆使し、作り上げたものです。
このようなニュースが後を絶たないのは残念でなりません。
文化財保護法は厳しめで、もし違反して傷をつけた場合には100万円以下の罰金や5年以下の懲役刑などが課せられる可能性があります。
厳しいからやめるとか、厳しくなければ破壊するとかいう問題ではなく、文化財を傷つけるのは良くないことです。ましてや、誰も得をすることがありません。今現在ある文化財は、今を生きている私たちが守って、子孫に残さなければなりません。
京都という土地は、第2次世界大戦の戦火を逃れ、重要文化財が数多く残されています。お寺は鎮護国家の目的で建立されてきました。多くは宗教を広める目的で存在しています。冠婚葬祭が行われたり、時節のお祭りがあったりと、地域のコミュニティの役割も持っています。
いうなれば、人間の社会生活を豊かにする拠店のようなものでもあります。
お墓があり、冠婚葬祭が行われたりと、文化の継承の場でもあります。
子どものころはお祭りがあって、楽しみにしていましたが、建物や仏像には全く興味がないのがほとんどです。それが、大人になり、建物や佇まいをながめ、仏像に手を合わせるなどをすると心が落ち着く場所になります。そんな素敵な場所を、文化財をみんなで守りましょう。
12月12日、2022年の世相を一字で表す「今年の漢字」は「戦」に決まりました。応募総数約22万票のうち、「戦」が1万804票を集めました。
1位の「戦」が選出された主な理由は、今年2月から続いているウクライナ侵攻や北朝鮮の相次ぐミサイル発射など「戦」を意識したという声が多かったためだということです。因みに2位以下は次の通りでした。▼2位「安」(1万616票)▼3位「楽」(7999票)、▼4位「高」(3779票)、▼5位「争」(3661票)という結果でした。「戦」はアメリカの同時多発テロが発生した2001年以来、2度目の1位だということです。「今年の漢字」は年末の風物詩として1995年より毎年開催され、今年で28回目となります。
2021年は「金」
2021年に選ばれた一字は「金」でした。主催する日本漢字能力検定協会によりますと、東京オリンピックで日本人選手が史上最多の金メダルを獲得したことや、メジャーリーグの大谷翔平選手が打ちたてた「金」字塔、新型コロナウイルスの給付金などお金にまつわる話題も多かったことなどが理由だったということです。「金」が選ばれるのは4回目でした。因みに2位は僅差でオリンピックを表す「輪」、3位は「楽」、4位は「変」、5位は「新」など新型コロナウイルスを象徴する漢字が並んでいました。
過去に選ばれた漢字は?
▼2020年「密」
新型コロナウイルスの感染が拡大し、多くの人が3密(密閉・密集・密接)の回避を意識し大切な人とのつながりが見直されました。「学術会議」問題など政治の世界で「秘密に事が運んだ」ことも理由に上げられていました。
▼2019年「令」
2019年は新天皇即位による新元号の決定のインパクトが大きかったうえ「令」という字が持つ「良い」という意味に明るく新しい時代を願う思いが集約されたのではということです。法「令」改正による消費税増税、芸能界の不祥事など法「令」順守に対する意識の高まりなどがみられる年でもありました。
▼2018年「災」
この年の2月に北陸地方で「豪雪」、6月に「大阪北部地震」、7月に「西日本豪雨」、9月に「北海道地震」など自然災害が多い年でした。
▼2017年「北」
度重なるミサイルの発射や木造船の漂着、拉致問題の再認識など北朝鮮が目立った年。一方、「北海道」日本ハムファイターズ大谷翔平選手のメジャーリーグへの移籍など北海道ゆかりの選手が飛躍した年でもありました。
▼2016年「金」
ブラジル・リオでの行われたオリンピックでの金メダルラッシュ、元東京都知事の舛添氏の政治と金に絡む問題、ピコ太郎さんの金色の衣装などが理由にあがりました。
▼2015年「安」
「安全保障関連法案」で与野党が対立し、採決で国民の関心が高まりました。「パリ同時多発テロ」やイスラム過激派組織による邦人人質事件など、世界中で人々の「安」全が脅かされる事態が相次ぎました。建築偽装問題やメーカーの不正が発覚し、暮らしの「安」全が揺らいだ年でもありました。
<YAHOOニュース2022年12月12日 14:05配信>より
ロシアによるウクライナ侵攻が世界のTOPニュースであることは間違いないでしょう。今年は1位の戦と2位の安に票が集まりましたが、3位の楽は、昨年も3位でした。先行きが見えない世の中を少しでも明るくしようといったことが「楽」を選んだ理由なのでしょうか。
戦は、2度目の選出ということですが、当事者だけでなく、世界中の人たちが、「戦争は終わってほしい」と考えています。しかし、戦争は簡単には終わりません。お互い自分の立場でものを考え、発言するからです。
戦いや、災いが過ぎ、来年は明るい漢字が選ばれることを願っています。
今は直接戦争をしているわけではないですが、日本も隣接している他国から侵攻されてもおかしくありません。ロシアも海を挟んで隣国になっており、領土問題では対立をしています。
コロナ禍によって、世界中が行動を規制し、自由に行き来できなくなっておよそ3年がたちます。ワクチンや飲み薬の開発によって、ウイズコロナの時代に突入してきました。海外渡航の制限が解かれ、様々な国から観光客が来日してきています。
来年はさらに多くの観光客が日本を訪れるようになり、色々な文化の交流がすすむことを願います。漢字は日本の誇りです。その年を一文字であらわすことは、ほかの国ではできないと思います。それが、「戦」というのは自慢できるものではありません。
来年こそは、「友」や「共」「愛」のように一文字で温かさを連想できる感じが選ばれるように
、防犯カメラを通じて安全で安心できる社会に貢献していきたいと思います。
裾野市の私立保育園で園児を虐待したとして、当時の保育士の女3人が裾野署に暴行容疑で逮捕された事件で、保育士らの暴行や暴言などが複数の園児の前で行われていたとみられることが5日、関係者への取材で分かりました。同園の室内には普段の様子を記録する防犯カメラが設置されていなかったことも明らかになりました。
逮捕されたのは沼津市、無職の女、裾野市、無職の女、長泉町、無職の女の3容疑者。園によると、3人は1歳児クラスを受け持っていて園児数は23人でした。当時、3人を含む計6人の保育士が同じクラスを担当していました。一部の保護者は園児が保育士を怖がる様子などを確認しているということです。
一人目の無職の女の逮捕容疑は6月1日、女児の顔を押した疑いです。二人目の無職の女は、同月27日、男児の足をつかんで宙づりにした疑いです。三人目の無職の女は、同月10日、別の男児の頭を殴るなどの暴行を加えた疑いを持たれています。同署は5日、3人を静岡地検沼津支部に送致しました。
市によると、園内では保育士による「カッターナイフを見せ脅す」「感染症の症状のある園児の尻を他の園児に触らせる」など15事例が確認されました。
<YAHOOニュース 2022年12月6日9:30配信>より
本来子供を守るために預けている保育園での虐待事件。親御さんと虐待を受けた園児の事を考えると胸が痛みます。一人だけならまだしも、三人も同時に逮捕されるということは、保育園自体の体質が虐待を容認していたとしか思えません。
他の保育士は見て見ぬふりをしていたという報道もありました。それよりもひどいと感じたのは、問題の隠蔽に対して誓約書を書かせていたということです。他言無用としているのは、仕事上で知り得た個人情報などの事で、内部で起こった問題を口外してはならない、ということではないです。
カメラが未設置だったということも、やはり隠蔽体質によるものではないでしょうか。
店舗や事務所、工場などは万引きや侵入窃盗などを警戒して設置することが多く、ついでに従業員の監視をしようという考えのところが、今までは多かったのですが、最近の傾向としては、店舗でのクレーマー対策を目的にしているところが増えてきています。
また、サービス向上目的、マーケティング目的というのも増えてきました。設置したカメラが利益を生む可能性があるからです。スタッフとしては監視されている気がするのでいやだと思う人もいるかもしれません。
しかし、プラスで考えれば、ちゃんと見守ってもらえるということになります。評価にも繋がる可能性があります。
ポイントは使用する人の考え方ひとつです。
監視されていると考える人 ⇒ あら捜しをされる(失敗を注意される)
見守ってもらえると考える人 ⇒ 評価をしてもらう(良い点を見てもらえる)
2つの考え方があります。
スタッフの行動を見て、元気がないのを気にかけたり、逆に元気がいいスタッフをほめてあげるなどすれば、職場のモチベーションもアップし、活性化するはずです。
風通しが良い職場というのはそうやって作っていくものです。
カメラは犯罪者を記録するだけではないのです。
もしかすると、今回の事件もカメラが設置されていれば、未然に虐待を防止する働きをしたかも知れません。
京都市東山区の建仁寺でモミジの枝が無断で伐採される被害がありました。
伐採したのは「ミシュランガイド京都・大阪2023」で二つ星に選ばれている日本料理店の従業員でした。
■防犯カメラに”犯行映像”一部始終
建仁寺によると今月18日の午後10時半ごろ、境内の駐車場を利用していた人が白いビニール袋を持った男性2人組を見つけ、「車上荒らしでは?」などと不審に思い、声をかけました。
袋の中には17センチ~40センチのモミジの枝5本が入っていて、その場で男性が警察に通報をしたということです。
2人は「ミシュランガイド京都・大阪2023」で二つ星に選ばれた日本料理店の従業員で、寺の防犯カメラには、2人がフェンスによじ登って枝を切る様子も映っていました
■建仁寺「身を切られる思い…悲しい」
建仁寺では、この数日前の日中にも、境内でモミジを切ろうとする男性を職員が見つけて注意していて、その際男性は、同じ料理店の従業員を名乗っていたということです。
建仁寺派の内務部長は「モミジは参拝者の心の癒しになっている。それを傷つけるという行為は信じがたく、身を切られる思い…悲しいです」と話しました。
そのうえで、「日中に注意されたため、夜間の誰もいないところを狙ったという計画的かつ悪質な行為だと考えた」として警察に被害届を提出しています。
■ミシュラン二つ星・店主「僕の指導力がなかった」
日本料理店の店主は取材に対し、18日の行為について事実を認め、「お皿の上に京都の四季を盛り込もうという本能を料理人は持っていて、自然の中のモノを使いたい気持ちが料理人のDNAにはある。(従業員の)2人はいつもは里山で採っていたが、繁忙期で近くの建仁寺に手が伸びた…日ごろから料理の飾りに使えそうなモミジがあれば集めるように言っていたが、人のものをとることは許されない。きちっと線引き出来ていなかったのは僕の指導力がなかった。お店の責任でお寺には深く謝罪したい」と話しました。
紅葉シーズンでにぎわう建仁寺の境内
一方、数日前の事案については「従業員に確認したが誰も行っていないと言っている」と否定しています。
建仁寺派の内務部長は「今後、こうした被害がないよう」と話しています。
<YAHOOニュース2022年11月30日 14:54配信>より
建仁寺の境内は夜間も締め切ることなく、人の行き来ができるようになっています。このあたりの塵をよく知らない人であれば、建仁寺の境内ということが分からないということもあるかもしれませんが、近所であれば、知っていたと思います。
京都の観光寺院は桜や紅葉を大切にしており、観光客の人々に喜んでもらうために植栽にも手をかけ、美しく保っています。人様が大切にしているものを無断で持ち帰るという行為に罪悪感は無かったのでしょうか?
なぜなら、自分で自分が見えないからです。もし、今回の現場に鏡があり、枝を切ろうとしている姿が映っていれば枝を切るのを止めていたかもしれません。一度日中に枝を切り取ろうとして、注意されたにもかかわらず、夜に出直したというところは、本当に悪質だと思います。
罪の意識がなかった証拠です。もし、日中に、防犯カメラに自分の姿が映っていて、それを見て注意を受けていれば、実行をあきらめたのかもしれません。
その後の店主のコメントも理解に苦しむ部分があります。料理人である前に、常識ある人間の大人でないといけないのが、コメントからは感じることができません。このニュースを見て、京都の日本料理店全体のイメージが下がったのではないでしょうか。
プロの料理人は知識と技術があればなれますが、一流と付くと、それだけではない、付加価値があると思います。おもてなしの気持ちであったり、喜んでもらおうと工夫することであったり等あると思います。もちろん他人から勝手に盗んだりしたものを使うということは論外です。
京都の祇園界隈は有名な観光地で、多くの人が訪れます。高級料理店が軒を並べるなど、セレブなイメージがあっただけに非常に残念なニュースです。
船橋東署は、窃盗の疑いで51歳の住所不定、自称無職の男を逮捕しました。
逮捕容疑は11月17日午前3時55分ごろ、宇都宮市の男性が経営する船橋市内の無人ギョーザ販売店舗内で、冷凍ギョーザなど食料品7点(販売価格計5,400円)を盗んだ疑いが持たれています。
同署によると、「盗んでいません」と容疑を否認しています。同店では今年夏ごろから複数回商品が盗まれており、店内の防犯カメラ映像を確認した同署員が張り込み捜査していました。
<YAHOOニュース 2022年11月20日配信>より
このところ、無人販売店に於いて、商品が盗まれる犯罪が多発しています。
テレビのニュースでは頻繁に報道されています。
盗まれたものは食品が多く、冷凍食品がほとんどではないでしょうか。野菜や果物などの生成食品と比べ、冷凍にしてしまえば保存期間が長くなり、盗んだものをストックすることも可能になります。餃子、ラーメン、焼肉、などなど様々な商品が品目としてあります。
元々の野菜を無人販売にしている農家さんたちも、机を置いて、その上に作物を置き、料金箱にお金を入れてもらうというやり方は、どうしても盗難の危険性はあります。また、料金箱ごと持ち去られたり、お金を抜かれたりというのは日常茶飯事です。
特にコロナ禍で職を失い、物価の高騰で家計を節約せざるを得ない場合は、狙われてしまうのも仕方のないことだと思います。実際には店員がいるようなお店でも、万引きの被害というのはなくなりません。
防犯カメラを設置したところで、ニュースで報道されているように料金を入れているふりをして実際には支払わずに商品を持ち逃げするという手口は多いと思います。カメらには必ず死角が存在し、その死角を突いて犯行に及ぶのです。
結果的にみると、自動販売機を使用するほうが効率よく、取りっぱぐれも無いのではないでしょうか? スマホ決済やICカード決済、電子マネーで購入してもらえば、自販機の中にある現金も取られるリスクも間違いなく軽減します。
とある農家さんが、野菜を販売するのに、自らが店頭に立って接客しながら販売していた時よりロッカー式の自販機を導入することで、チャンスロスも減り、売上が上がり、体も楽になったという体験談をネットで見たことがあります。
その農家さんはこんなことも言っていました。「取られるのではないか?や、誰が取ったのか?という疑心暗鬼になるのが、精神的にきつかったです。自販機を採用するようになって、そんな疑う気持ちを持たなくて済んだので、そのためにお金を支払ったと思えが、安いものです。」
昨今ニュースになっている無人販売店は、冷凍ショーケースと料金箱と防犯カメラが置いてあるだけの所がおおいです。防犯環境設計でいう、犯罪機会論というのは、「同一空間、同一時間に①犯罪企図者、②盗難対象物、③抑止力のある監視者の不在、の三つの条件がそろうことによって犯罪が起こる」といわれます。
誰も見ていなければ、ズルをするというのは知能があればついやってしまうことなのです。そんな環境が、犯罪者を作ってしまっているのかもしれません。
「性善説」という言葉があります。これは、「人はもともと善の心を持っているので、努力することによって立派になれる。」だから、努力をしましょう。という意味ですが、よく勘違いされるのが、「人は善の心を持っているので、信用しても大丈夫」ということです。
支払ったふり盗難のニュースを見るたびに、この言葉を思い出します。善の心は持っていますが、欲望に弱いのが人間です。もう一度お店の在り方をよく考えたうえで、お店作りをしましょう。
高齢者からかばんをひったくったとして、兵庫県警と尼崎南署などは11月16日、窃盗の疑いで、尼崎市内に住む無職の男を逮捕しました。現場付近の防犯カメラに特徴的な服装の人物が写っており、捜査員が映像をつないで男の自宅付近までたどり着いたところ、帰宅した男を見つけて逮捕につながりました。
逮捕容疑は11月16日午前10時45分ごろ、同市内の路上で、歩いていた85歳の無職女性のかばん(現金約8千円在中)を、自転車で追い抜きざまにひったくった疑いです。容疑者の男は、「身に覚えがない」と否認しています。
署によりますと、防犯カメラの映像には、胸に横一文字の白いラインが入った黒い服を着た人物が、事件前後に周辺を自転車で行き来する姿が写っていました。
ひったくりの瞬間をとらえた映像はありませんでしたが、被害者の「犯人は黒い服だった」という証言とも一致しました。複数のカメラ影像をつないで足取りを追う「リレー捜査」を行っていると、似た服の男が自転車で捜査員の前に現れたということで、逮捕に至りました。
<YAHOOニュース2022年11月17日10:26配信>より
街頭防犯カメラも含め、現在では会社だけでなく、マンションや一般住宅まで防犯カメラが付いているところが増えています。それぞれ異なる所有者のカメラ映像を一つ一つ確認することによって、不審人物が、どの時間に、どちら方面に向かったのかをつなぎ合わせ、犯人逮捕となりました。
朝に起きたひったくりの犯罪、その日のうちに解決に至ったという結果になりました。
もちろん防犯カメラの映像が逮捕の決め手にはなったのですが、警察関係の捜査員の方々、および、カメラ映像を提供されたカメラの所有者のお手柄です。この方々には本当に頭が下がります。
実は、防犯カメラの録画映像は簡単に見ることができず、操作がややこしく、また、映像を見るたびにパスワードを入力する必要がある場合が多いのです。なので、捜査関係の人も簡単には映像を取り出すことができず、防犯カメラの所有者の方々も、すんなり操作できないことが多いのです。
理由として、一つは簡単にさわれてしまうと、犯罪者に録画映像を消されてしまう恐れがあること。また、ほかの人に再生画像を見せたくないということ。これらの事から、操作が安易にできなくなっています。このため、ビデオの所有者は捜査協力の際に多くの時間を割かれてしまいます。
防犯カメラの映像の記録は現在ハードディスクで行うことが一番多いです。そのほかの媒体としてはSDカードも使用されています。そのため、パソコンのような操作が必要となります。
以前はビデオテープを使用していたので、操作的には巻き戻しして再生するといった、単純なものでした。ビデオテープは、何度も上書きをするとテープが痛んで、巻き付いたり絡まったりしたので、交換作業が必要でした。また、長時間録画しようと思うと、容量が限られているので、ゆっくりテープを回すといった特殊な構造でした。
ハードディスクになり、最初は20GB程度の容量であったのが、今では2TB以上が標準となっています。カメラの画像も25万画素が標準だったのが、今ではフルハイビジョンが当たり前となり、不審者の顔や、車のナンバープレート迄確認できるほど高画質になっています。
もう路上で犯罪を犯したとしても、防犯カメラに全く姿を撮影されないといったことの方がむつかしくなってきています。先だって逮捕された、王将の社長を殺害した犯人も、逃走中に映像が多くの防犯カメラに残されています。
昔は、「悪事は神様が見ている」、と子供に教えたものですが、今からは、「防犯カメラから逃げることができない」と教えるとより現実的です。
ただ、見てようが、見てまいが、高齢者からひったくるという卑劣で極悪な手口が無くなってほしいと思います。人として。
発表によると、村田さんは一人暮らしで、目立った外傷はなく、一酸化炭素中毒の可能性が高いです。近隣住民が119番しました。
現場は小田急線成城学園前駅の北約1・3キロの住宅街。捜査関係者によりますと、村田さんは消防隊に発見された際、たばこを手に持っていたといいます。
村田さんは広島県出身。1968年、福山電波工高(現近大福山高)からドラフト1位で東京オリオンズ(現千葉ロッテマリーンズ)に入団しました。左脚を高々と上げて右腕を豪快に振り下ろす「マサカリ投法」でエースとして活躍し、74年にチームの日本一に貢献しました。
82年に右肘を痛め、翌年に渡米して肘に腱(けん)を移植する「トミー・ジョン手術」を受けました。当時の球界で肘の手術はタブー視されていましたが、1年間のリハビリを経て一軍へ復帰。85年には開幕11連勝を飾って完全復活しました。毎週日曜日に登板して「サンデー兆治」と呼ばれて人気を集め、90年に40歳で現役を引退するまで、速球とフォークボールを武器に通算215勝(177敗)、2363奪三振の成績を残しました。
<YAHOOニュース2022年11月11日8:00配信>より
火災の第一原因といえば、昔はたばこ、今は放火となっています。これは、以前と比較して、喫煙人口の減少もおおきくえいきょうしていると思われます。
昭和40年がピークですが、男性の喫煙率はおおよそ80%近くありました。このころは分煙なんてこともほとんどなく、電車内や飛行機の中でもタバコが吸える状態でした。
たばこが原因の疾病が増え、世の中が健康志向に向かっていく中でたばこは徐々に敬遠され始めました。今では喫煙場所がない施設なんて言うものも増えてきました。屋外でも喫煙場所も限られてきました。
今や喫煙率は30%を切っています。火を使わない電子タバコも増えてきて、一層愛煙家たちは肩身の狭い思いをしなければなりません。
自分も数十年の喫煙歴があり、今は非喫煙者となりましたので、双方の言い分も理解できる立場です。でも、煙草を吸うのをやめて思うのは、本当に「百害あって一利なし」です。
気分転換だと思っていたのは、単にぼーっとできるということだけで、何もいいことがなかったです。
火災について、今は消防法令が厳しくなり、煙感知器が一般の住宅でも設置が気味づけられました。ホームセンターで購入できるブザー付きの煙感知器を、寝室、階段へ設置しなくてはなりません。
但し、このセンサーが感知するには、かなりの量の煙が出ないといけません。視界が1m以下ぐらいになってやっと動作します。その時にはすでに火事になっているケースが多いです。
火事を予防するものではなく、火事になったことを周囲に知らせる役割のものです。
それでも早期発見できれば、初期消火で被害を最小限に食い止めることはできます。
それにはやはり、原因となるものを取り除かないといけません。寝たばこは危険です。
当たり前のことですが、寝たばこが原因の火災は後を絶ちません。
タバコの火がほかのものに燃え移った地点で火災となるのは明らかです。
たかがたばこ。そんなもので、村田兆治さんのような大スターが一生を終えて住まうのは非常にもったいないです。
村田兆治さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。
10月30日、愛知県岡崎市にある肉の無人販売店。午後11時過ぎ、リュックサックを背負った人物が店に入ると、まっすぐ冷凍ケースの方へ。ふたを開けて商品を取り出すと、棚の上にきれいに並べ始めます。
すると、背負っていたリュックサックを肩から下ろし、商品を詰め込んでいきます。そのまま入口の横にあるレジに目を向けることなく、足早に店を後にしました。わずか3分間の犯行でした。
現場は、交通量の多い国道沿いにある店です。
「人としてどうなのかなと思うところが一番大きいです。悔しい気持ちというか、腹立たしい気持ちがまだ込み上げてきますね」と話すのはお店のオーナー。
盗まれたのは、牛タンやソーセージ、それにハンバーグなどの商品あわせて20点余り、およそ2万円分。防犯カメラの映像では犯行の際、指を折って何かを数えるような仕草も確認できます。
盗まれた商品の中には、韓国のキンパという巻き寿司みたいなもののシリーズが、新商品として出した瞬間に盗られてしまいました
この店舗ではことし7月にオープンして以降、万引きの被害に遭うのは初めてでした。
オーナーは、「捕まってほしい。できれば自分から連絡してくださって、(犯人と)色々とお話しできればなと思っています。取られた分の代金を返していただく」と話しました。
店側は11月2日に被害届を提出。警察が窃盗事件として捜査しています
<YAHOOニュース 2022年11月3日配信>より
急激に店舗数を伸ばしている無人店舗。冷凍餃子をはじめスイーツや焼肉等種類も増えてきました。
元々無人販売というのは農家の方が、畑で取れた作物を机などに並べて、お金を入れる箱とともに置いたことが始まりです。透明なロッカーに商品を収納し、お金を入れて購入するような仕組みが増え、あらかじめ調理、冷凍した食べ物を自動販売機で販売する業者が増えてきました。
なかには、ラーメンやうどん、もんじゃ焼きが入っている自動販売機も登場。一つには冷凍技術の進歩が貢献しています。今後ますます増えていくのではないでしょうか。
無人店舗も、24時間お店を開けておけるので、お客さんも昼夜問わず買い物できるというのが最大のメリットです。人通りが多い場所に店舗を構え、通りから店内が見えるようにガラス張りにしているお店が多いです。
防犯カメラは必ずといっていいほど設置されています。しかし、顔が映らないように、マスクやサングラス、帽子で顔をかくして入店してこられると証拠としては質が下がってしまいます。
今後は、店舗に入る際に会員登録した人だけ入店できるよう、出入管理システムを導入する必要があると思います。あらかじめ身元をハッキリさせとくことによって、防犯カメラの映像だけで盗難の証拠になり、足取りも追いやすくなるのではないでしょうか。
益々人手不足が加速していき、無人での運用をする様々な業種が増えていくと思います。
大手の衣料品販売店では、商品を入れたかごを置くだけで、自動的に精算してくれる仕組みを採用しており、お店のスタッフは接客というよりは、商品陳列に気を配って、きれいな店舗づくりに集中することができます。
ネット販売も含め、売り子が介在するお店も一定数減っていきます。
完全に無人にしてしまうと、盗難の心配があるので、少人数のスタッフで店舗管理を行っていくようになります。必要なのは、カメラではなく、カメラを使うスタッフの方ではないでしょうか。
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