サンデー兆治、火災で死去。原因はたばこ?
発表によると、村田さんは一人暮らしで、目立った外傷はなく、一酸化炭素中毒の可能性が高いです。近隣住民が119番しました。
現場は小田急線成城学園前駅の北約1・3キロの住宅街。捜査関係者によりますと、村田さんは消防隊に発見された際、たばこを手に持っていたといいます。
村田さんは広島県出身。1968年、福山電波工高(現近大福山高)からドラフト1位で東京オリオンズ(現千葉ロッテマリーンズ)に入団しました。左脚を高々と上げて右腕を豪快に振り下ろす「マサカリ投法」でエースとして活躍し、74年にチームの日本一に貢献しました。
82年に右肘を痛め、翌年に渡米して肘に腱(けん)を移植する「トミー・ジョン手術」を受けました。当時の球界で肘の手術はタブー視されていましたが、1年間のリハビリを経て一軍へ復帰。85年には開幕11連勝を飾って完全復活しました。毎週日曜日に登板して「サンデー兆治」と呼ばれて人気を集め、90年に40歳で現役を引退するまで、速球とフォークボールを武器に通算215勝(177敗)、2363奪三振の成績を残しました。
<YAHOOニュース2022年11月11日8:00配信>より
火災の第一原因といえば、昔はたばこ、今は放火となっています。これは、以前と比較して、喫煙人口の減少もおおきくえいきょうしていると思われます。
昭和40年がピークですが、男性の喫煙率はおおよそ80%近くありました。このころは分煙なんてこともほとんどなく、電車内や飛行機の中でもタバコが吸える状態でした。
たばこが原因の疾病が増え、世の中が健康志向に向かっていく中でたばこは徐々に敬遠され始めました。今では喫煙場所がない施設なんて言うものも増えてきました。屋外でも喫煙場所も限られてきました。
今や喫煙率は30%を切っています。火を使わない電子タバコも増えてきて、一層愛煙家たちは肩身の狭い思いをしなければなりません。
自分も数十年の喫煙歴があり、今は非喫煙者となりましたので、双方の言い分も理解できる立場です。でも、煙草を吸うのをやめて思うのは、本当に「百害あって一利なし」です。
気分転換だと思っていたのは、単にぼーっとできるということだけで、何もいいことがなかったです。
火災について、今は消防法令が厳しくなり、煙感知器が一般の住宅でも設置が気味づけられました。ホームセンターで購入できるブザー付きの煙感知器を、寝室、階段へ設置しなくてはなりません。
但し、このセンサーが感知するには、かなりの量の煙が出ないといけません。視界が1m以下ぐらいになってやっと動作します。その時にはすでに火事になっているケースが多いです。
火事を予防するものではなく、火事になったことを周囲に知らせる役割のものです。
それでも早期発見できれば、初期消火で被害を最小限に食い止めることはできます。
それにはやはり、原因となるものを取り除かないといけません。寝たばこは危険です。
当たり前のことですが、寝たばこが原因の火災は後を絶ちません。
タバコの火がほかのものに燃え移った地点で火災となるのは明らかです。
たかがたばこ。そんなもので、村田兆治さんのような大スターが一生を終えて住まうのは非常にもったいないです。
村田兆治さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。