披露宴で祝儀袋を4つ、合わせておよそ12万円を盗んだ疑いでフリーカメラマン(34)が逮捕されたニュースを見つけました。
取調べに対し容疑者は「小遣いやカメラ機材の購入費が欲しかった」と供述しているそうです。
結婚式場では多くの来賓の方が新郎・新婦へのお祝いで祝儀袋に現金を入れて持ってこられます。祝儀袋には必ず現金が入っています。それも万札が数枚。1回の披露宴で数百万円以上が集まるのではないでしょうか。
通常、皆様から頂いた祝儀袋は知人などのご協力で集めて頂き、新郎・新婦に渡されると思います。
しかし、結婚式場などでは同時に数組の披露宴が執り行われており、他人が披露宴会場に忍び込んでもわからないのではないでしょうか?
ましてや今回のように披露宴の撮影を担当していたフリーカメラマンが犯人であれば、疑うことすら出来ないのではないでしょうか?
各結婚式場では色々な対策を行っているかと思いますが、その一つが監視カメラなのではないでしょうか。
最近の監視カメラはフルHD画質(1920×1080)で監視が出来ます。録画装置もフルHD画質で記録出来ますので、詳細な映像記録も可能です。
本来はおめでたい席を監視カメラで監視しなくてはならないことは残念なことだと思いますが、犯罪は1度犯行が成功してしまうと、次々犯行を行います。又、その情報を仲間に提供してどんどん増殖していきます。
監視カメラは犯行の様子を映し出し、記録を行うものですので、現行犯で捕まえることはなかなか難しいですが、その後の捜査には役立つ情報が記録されています。
その情報で犯人逮捕や披露宴会場のセキュリティ対策を検討することが出来ます。
未設置であれば一度検討されてみてはどうでしょうか?