不正をなくして、平和な街に集まってほしい
3月7日午前10時30分に、鹿児島県種子島にある、宇宙センターで打ち上げられた国産のロケット「H3」が、発射はしたものの、2段目のエンジンが着火せず、遠隔から破壊されました。
この発射は、当初2月17日に予定されていましたが、補助エンジンが点火せず、打ち上げ失敗となった再挑戦でした。
今回のH3ロケットには、観測衛星「だいち3号」が搭載され、宇宙から地球の様々な情報収集を目的とされていましたが、H3ロケットと共に破壊されてしまいました。
この実験失敗で、H3ロケットとだいち3号合わせて2,440億円の開発費の損失となりました。とはいえ、無駄になったのではなく、次回の打ち上げの際には制作費と打ち上げ費用だけで済みます。
話は変わりますが、東京オリンピックの当初の予算が7,340億円でしたが、ふたを開けてみると、1兆4、238億円となったそうです。ただし、その後、贈収賄や談合等、組織委員会関係者から逮捕者が何人も出るという落ちまで付きました。
もし、入札が正常に行われていれば、こんなに費用が膨らまなかったのかも?と、思ってしまいました。そうすれば、ロケットを続けて発射できたのかもしれません。
感動的な開会式などに10億円が使われたとの報道もありました。開会式はオリンピックの顔でもあるので、もちろん派手な演出をするに越したことはないのですが、あくまでも主役は競技選手なのに。。。予算の使われ方自体に納得のいく説明ができるのでしょうか?
2025年には大阪で万博が開催されます。万博の中でも沢山のイベントが開催されます。
不正などで無駄な出費をなくし、必要なところにちゃんとした資金が使われるようにしてほしいと思います。
日本だけでなく、世界各国からのお客様も大阪に集まってきます。交通インフラ、宿泊施設、セキュリティ対策など地域全体で盛り上げていきたいと思います。あと2年余りですが、平和な街大阪に是非お運びいただきたいと思います。