おととし、大阪・吹田市の交番で警察官が襲われ拳銃を奪われた事件から16日でちょうど2年が経過しました。警察は事件後、大阪府内のすべての交番に防犯カメラを設置するなど、安全対策を強化しています。
2019年6月16日の早朝、吹田市の交番で、巡査長が包丁で襲われ拳銃を奪われ、被告の男性が強盗殺人未遂などの罪で起訴されました。一時、意識不明の重体となった巡査長はその後回復して警察署での事務作業にあたっていて、今では軽いジョギングができるようになったということです。警察は事件を受けて、ことし3月までにおよそ650か所の交番と駐在所すべてに内部と外部を写す防犯カメラを設置しました。さらに、人の接近を感知するセンサーの整備を進めています。
一方、ことし3月、東大阪市の交番で落とし物を拾ったと届け出た男子高校生が警察官に刃物を突きつけて拳銃を奪おうとしたとして逮捕されるなど、交番を狙った事件はその後も起きています。警察は、交番や駐在所で訓練を続けるとともに、ことし4月には交番などで勤務する警察官の安全を指導する担当を新設していて、「安全を確保し、地域の人が訪れやすい交番や駐在所を目指したい」としています。
<NHK NEWSWEB 2021.6.16 00:25配信>より
拳銃を奪おうと警察官を襲う事件は後を絶ちません。日本では拳銃を所持することは禁じられており、不法に所持すると厳しく罰せられる場合もあります。もし拳銃を手にしたとしたならば、人を傷つけるために使用される可能性が非常に高いと思います。
お巡りさんが拳銃を持っているのは、そんな人を傷つけようとする輩から、一般の人を守るためです。そんなお巡りさんを襲うなんてことが、この世の中にどれだけ損害を与えるかということを理解してほしいです。
一般の人を守るために危険に身をさらして働いているお巡りさんを守るのはとても大切なことです。もしもの時のために防犯カメラ、防犯センサーは全ての交番に装備しなければならないと思います。