7月豪雨から1年となるのを前に大分市は7月5日から水害を監視するカメラの運用を始めました。
昼夜を問わず、24時間鮮明な映像がリアルタイムで配信されます。大分市は8300万円をかけて大分市内にある中小河川や浸水被害が相次ぐ道路など26か所に水害監視カメラを設置しました。
5日から大分市津守地区や八幡地区など9か所で映像配信をスタートさせました。映像は大分市の水害監視カメラの専用サイトや、動画投稿サイト「YouTube」でライブ配信されています。
高感度カメラによって夜間でも鮮明な映像を確認できるため、自宅にいながら水害の危険性を把握することができます。
「避難判断の目安にしていただくここまで来たら避難の準備をしようとか家族や職場で話し合っていただきたい」と、大分市の担当者は話しました。
大分市は今月末までに残る17か所の映像も公開する予定で、洪水ハザードマップなどと一緒に災害時に早めの避難を促す情報として活用します。
<YAHOOニュース2021/7/5(月) 19:58配信>より
ここ最近の豪雨は、今まで経験したことにない量の雨が、短時間に降ることにより、河川の氾濫や土砂崩れを招きます。大分市のように河川の水位がリアルタイムに市民が確認できることによって、避難の判断材料になり、人命救助にも役に立ちます。
このような設備が全国に広がれば、水害で尊い命を落とさずに済むかもしれません。