白昼、街中の郵便局に強盗被害。
埼玉・川口市の郵便局で、局員2人がけがをし現金が奪われた事件で、容疑者とみられる男の姿を現場付近の防犯カメラが捉えていました。
事件直後、容疑者とみられる男の姿を捉えた現場付近の防犯カメラ映像には、黒いフードをかぶり、走って行く男が映っていました。
この事件は16日午後、埼玉県川口市の郵便局で、男が刃物のようなもので局員2人を切りつけてけがをさせ、現金およそ5万円を奪ったものです。
事件のおよそ15分前には、容疑者とみられる男が現場方向に歩く姿も映っていて、目撃情報などから、犯行時間が1~2分間ほどと短い時間だったことがわかっています。
警察は、身長165cmから170cmくらいの細身で、黒いジャンパーを着た男の行方を追っています。
<YAHOOニュース 2023年2月18日 7:47配信)より
この事件で、職員二人が切りつけられ、重軽傷を負いました。奪われたのは5万円…
5万円の為に強盗傷害という犯罪を行ってしまったこの犯人は、いま一体何を思っているのでしょうか。
お金に困った末の犯行であることはほぼ間違いないでしょうが、他人に怪我をさせてまで必要だったのでしょうか。あまりにも衝動的で無計画な犯罪です。負傷された局員の方にお見舞い申し上げます。
報道ではよく似た特徴の人物として、付近に設置された防犯カメラの映像が流されています。その映像では顔にモザイクがかけられています。ここで疑問ですが、郵便局の店内や屋外の入り口の映像は流されていないのは何故なのでしょうか?郵便局であれば、防犯カメラは必ずついているはずです。
顔が映っていれば、マスクやサングラスをしていても個人を特定するのには十分に役立つと思います。刃物を持って逃走しているのであれば、周囲の人も心配なので、早く捕まってほしいと願います。
金融機関への強盗事件は、2001年に229件発生したのがピークで、2021年にはついに9件迄減少しました。デンマークでは、2022年の銀行強盗が0件になったというニュースもあり、金融機関での強盗は成功率も低く、割に合わないといわれています。
警察も含めて、防犯対策が強化されたことが一番の理由ですが、キャッシュレスの時代が進んでいる証拠でもあります。飲食店などはほとんどキャッシュレス決済が可能となっており、いまや財布はカード入れとなっている人も少なくありません。
また、「財布忘れても、スマホ忘れるな」というぐらいにスマホでの決済も増えてきています。
お金を持たないことが、一番の強盗対策になりそうですね。