ロシアによるウクライナ侵攻開始から1年が立とうとしています。
2月24日で、ロシアによるウクライナ侵攻開始から1年となります。当初は圧倒的にロシア側の戦力が大きい為、すぐに終わるのでは?という見方もありましたが、ウクライナ側の賢明な応戦により、長期化しています。
その間、NATOを含め、ヨーロッパ各国やアメリカがウクライナに支援し、ロシアに対しては経済制裁として企業が撤退したり、輸出入を控えたりと対策を講じてきました。
先日ドイツで開催されたG7外相会合においても、ロシアへの制裁維持・強化で意見が一致しました。
全世界的に終戦を望んでいるのは間違いにない事実ですが、一向に終わる気配がありません。
また、掲載制裁を継続しているのにも関わらず、ロシア国内での経済状態は悪くなっていないという報道も目にすることがあります。
また、中国やインドはこの経済制裁には参加しておらず、いまだに自由に貿易取引が行われているようです。インドは一貫して経済制裁の投票に関して棄権して、石油を購入し続け、いまやインドの石油調達先はサウジアラビア、イラクを抜き、ロシアが一番になっています。
しかし、インドはロシアのウクライナ侵略に同意しているのではなく、戦争の終結と対話、外交の通常化を望んでおり、公の場でプーチン大統領に苦言を呈した場面もありました。今や対話ができるのはインドだけなのかもしれません。
つい先日、フランスのマクロン大統領は「今はロシアと対話するときではない」とミュンヘン安全保障会議で演説を行い、ウクライナへの軍事支援を継続する必要性を説きました。
個人的な見解としては、軍事支援を継続しても、ウクライナがロシアに負けないだけで、決して勝利するものではないと思っています。その間に兵器による温室効果ガスの排出(戦車や戦闘機の燃料・弾薬等、森林・農耕地・建物の火災等)がますます増加し、地球全体の気候にも新孤高な影響を与えます。
武器、兵器を製造・販売している会社以外は誰も得をしない事柄となっています。
戦争を終結させるために、我々にも、何かできることはないのでしょうか。最初のきっかけはどうであれ、早く戦争を止めないと地球自体がオキなダメージを受け、ロシア、ウクライナだけの問題でなくなります。人間だけでなく、動物も、植物にも影響を及ぼします。
戦闘で命を落とした双方の国の方々のご冥福をお祈りするとともに、早期の戦争の終結を心から祈ります。