少年少女を犯罪に巻き込まれないように防犯カメラで見守り。
大阪府警はミナミの道頓堀にある「グリコの看板」のたもと、通称「グリ下」に新たな防犯カメラを設置することにしました。
集まる少年少女が事件に巻き込まれないようにする狙いだといいます。
戎橋の下の歩道=通称「グリ下」は全国から少年少女らが集まるスポットになっていて、警察官らがほぼ毎日見守り活動を続けています。
周辺にはすでに複数の防犯カメラが設置されていますが、戎橋の下の部分は死角になっていたといい、警察は新たに橋の下に2台を設置し、3月2日から運用すると発表しました。
少年少女らを見守るカメラの設置で、犯罪の抑止を図りたいとしています。
(京都から遊びに来た高校生)「いいことやと思います。治安、良くなりそうじゃないですか」。
(「グリ下」で集まる高校生)「このあたり警察うろうろしているし、いらないと思います」「別に犯罪しないし。集まるだけで」。
大阪府警によりますと、SNSなどを通じて「グリ下」に集まる少年少女は増加傾向で、中高生も目立っているということです。
<YAHOOニュース 2023年2月20日19;:38配信>より
大阪のグリコの看板は繁華街「ミナミ」を代表する建造物です。道頓堀川に掛かる戎橋のたもとにあり、この橋はかつてナンパする人が多かったので、通称「ひっかけ橋」とも呼ばれており、夜間にも大変にぎわっておりました。
新型コロナウイルス感染症防止対策で緊急事態宣言が発令されたときには、これまで見たこともないような人のいない景色となっていました。最近はまた海外からの旅行者も増えてきて、賑わいを取り戻そうとしています。
興味本位で若者が深夜、早朝に集まると、それを狙う輩がそこに群がってきます。SNSを利用して甘い言葉で誘い出し連れ去られることもあります。カメラが設置されることで、抑止効果となり、犯罪行為が行われないようになれば若者が巻き込まれないで済みます。
この周囲には商店街も含め、たくさんのカメラが設置されています。あくまでも共用の空間を撮影するといったもので、リアルタイムで監視するという用途よりも、何か事件・事故が起こったときに映像を確認し、証拠として扱い、事件解決の糸口として使用されます。
今回設置が検討されているカメラに関しては、リアルタイムでモニタリングできるように、考えていただきたいと思います。
セキュリティシグナル TO-520CA常夜灯機能を搭載し、夜間は白色照明が点灯し、カメラ監視中であることを周囲にアピールします。センサーを接続することで、サイレンや音声を鳴動させることも可能です。
周囲を明るく照らすことで、死角をなくし、犯罪の起きにくい環境を作ることができます。