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そう簡単には壊れません

今月6日の午前4時ごろ、さいたま市にあるスーパーの防犯カメラは、ATMの近くで起きていた異変を捉えていました。
何者かが、ATMの左側にある店のガラスをたたき割っていました。そして、全身黒ずくめの2人組が店内へと侵入しました。
証拠を隠そうとでもしたのか、すぐさま防犯カメラなどに向けてスプレーを吹き付けています。
その後、ATMの一部を破壊、さらにバールのようなもので中をこじ開けようとしている様子も確認できます。
しかし、開けられなかったのか、あきらめて逃走しました。侵入からわずか5分ほどの犯行です。

被害の連絡を受けて駆けつけた店長が撮った当時の写真には、ガラス1面が割られた状態が写っていました。

犯行当日、駐車場に侵入してきた犯行グループの車は、犯行現場のATMが外の通りから見られないような位置に、斜めにとめられていました。
防犯カメラの映像では、3人いることが確認できますが、店内へと侵入したのは2人組です。2人が店内に侵入している間、1人は駐車場で待機しており、見張り役をしていたとみられます。

警察は、窃盗未遂の疑いで捜査しています。

<YAHOOニュース 2021年12月10日(金) 19:15配信>より

ATMの機械はそう簡単に壊されるものではなく、人の力程度では開かないに作られています。
ATMごと持ち運んで重機によって破壊しない限り、中身の現金を出すことはできません。
さしずめ槍で風車に立ち向かうドン・キホーテといったところでしょうか。
おそらくは本人たちも自信満々でバールを手にATMに向かって突進していたのでしょう。
防犯カメラにスプレーをふりかけ、証拠を残らないようにしたこともあまりにも幼稚だったと思います。

現金は取られなかったですが、ガラスが割られ、カメラの使えなくなり、ATMの機械も開かなかったですが、そのままでは使えないような姿となってしまいました。
したがって、泥棒には盗まれませんでした。めでたしめでたしというわけに参りません。
被害には遭ってしまっているのです。
保険がかかっていて、実費の損害がないとしても、修理している間お客様に来ていただくことができなくなり、チャンスロスといった2次被害も出てきます。
対策として一番なのは犯罪者に「ここは無理だ」と思わせることです。
セキュリティハウスの「狙わせない、入らせない、あきらめさせる」といったコンセプトがピッタリです。
狙われる前に対策しましょう。
ご相談はお気軽に!
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