あ行

アイリス

照度変化に合わせてレンズに取り込む光の量を調整するレンズ絞りのこと。F値で表し数値が小さいほどレンズの入射光量が多い。

アスペクト比

モニター画面の縦と横の比をいいます。通常は3:4、ワイドモニターは9:16の比が使われています

アパーチャ補正

映像信号の高域振幅の低下を補正する機能のことです。

暗視カメラ

可視光線がない(少ない)環境でも撮影が可能なカメラ。 光倍増管式(イメージインテンシファイアー)や熱線式,・赤外線式などがある。

暗電流

レンズからの光を遮断したときに流れる撮像素子の信号電流。

ITV(Industrial Television)

工業用テレビジョン。ダム監視、発電所、製鉄所などの工業用監視カメラとして使用しているビデオカメラシステムを言います。防犯用の監視カメラもITVと言う場合もあります。

RGB出力

カラー映像出力方式の一種、赤(R)信号・緑(G)信号・青(B)信号の3原色に分離された方式を言います。

イメージインテンシファイア(II管)

光を増強するイメージ倍増管のことで、暗視カメラに用いられています。

インターレス

飛越走査のことを言います。水平走査線を1本置きに跳び越して走査し、これを2回繰り返して1枚の画面を作る走査方式のことで2:1インターレスともいいます。

インナフォーカス

ズームレンズの焦点(ピント、フォーカス)合わせ機能をレンズ内部のレンズ内部のマスターレンズを動かして行う方法のこと。

色温度

黒体を燃焼させたとき、その温度により違った光を発します。様々な自然光は、これを標準として色温度で表します。単位はK(ケルビン)です。

色収差

ガラスの屈折率が光の波長により異なるため1点に焦点を結ばず、歪んだり、ずれたりすること。

色信号

色を司る信号のこと。色には、輝度(明るさ)、色相(色合い)、彩度(鮮やかさ)の3要素があり、色相と彩度を色信号といいます。

EIA(Electronic Industries Association)

映像信号の項参照。

映像切替器

複数のカメラを使用するとき、カメラを選択し切り替えるときに使用する機器。

映像多重記録装置

複数のカメラを一定間隔で切り替えた映像を1画面の状態で記録装置にフレーム(フィールド)単位で順次記録する装置。

映像伝送装置

監視カメラの映像(や音声)を遠隔地に伝送するもの。

エクステンダ

主レンズの後ろ側などに付加して、焦点距離を長くする光学系。焦点距離はエクステンダの倍率分長くなる。倍率の2乗分の1にレンズの明るさが暗くなる。

エンハンサー

視覚上の鮮明さを強調する映像信号の輪郭補正機能のことを言います。

映像信号

ビデオカメラやビデオなどの出力信号。日本、米国などが採用している規格は白黒「EIA」、カラー「NTSC」。走査線数は525本、1秒間に30フレーム。欧州では、白黒「CCIR」、カラー「PAL」「SECAM」などを採用している。走査線数は625本、1秒間に25フレーム。

演色性

被写体の色の見えかたに及ぼす照明の性質。

F値

レンズの明るさを表す数値。数値が小さいほど明るいレンズということになる。F=f/D(f:焦点距離、D:レンズの有効口径)

MTF(Modulation Transfer function)

白黒の線幅のチャートを撮影し、そのチャート像のコントラストがどれだけ減少したか、その比率を示すものがMTFです。

NDフィルタ

光線の可視スペクトル部分の各波長に対してほぼ均等な透過をするフィルタ。光の波長成分を変化させることなく、また、光学系の絞りを変えずに減光したいときなどに用いる。

NTP(Network Time Protocol)

コンピュータの時刻合わせを行うためのプロトコルです。階層構造になったサーバーを使って、正確な時刻を確認します。

NTSC(National Television System Committee)

映像信号の項参照。

SN比

カメラの出力信号と出力信号に含まれているノイズ分との比をデシベル(dB)で表したものです。この値が高ければ雑音(ノイズ)が少ないことを意味します。

S端子

映像信号の内、輝度信号(Y)、色信号(C)を分離した映像信号を出力する端子(DIN4ピン)

オートアイリス

被写体の明るさに追従して自動で適正絞りにする機能を言います。

オートホワイトバランス

自動的にホワイトバランスを調整する機能で、光源などの色温度の変化にも追従する機能を言います。