千葉県櫻木神社と、愛宕神社で、社やしろや手水舎ちょうずやの柱など計１８か所に落書きが見つかりました。櫻木神社では、案内板に何かを書くようなしぐさをする若い男の姿が防犯カメラに残されていました。届け出を受けた千葉県警野田署では、器物損壊容疑で捜査を始めるとともに、市内の他の神社でも被害がないか調べています。
櫻木神社は、８５１年の創建で、コロナ流行前は正月三が日で約１５万人が訪れるなど親しまれています。愛宕神社は９２３年創建で、本殿は県指定文化財にもなっています。両方とも由緒ある地域にとって大切なお社です。
関係者によりますと、落書きがあったのは、櫻木神社では日天社の壁など計１３か所。愛宕神社は手水舎の柱など計５か所。「うすいよ」の文字や、「Ｂｒａｚｉｌからの使者 Ａｍａｚｏｎ！」などと、いずれも黒いペンのようなもので書かれていました。
防犯カメラには１５日午後１～２時、水色ジャージー上下を着た黒縁めがねの男が、案内板に書き込むような姿が映っていました。この男が何かを書く様子と、白い車で立ち去る場面は目撃者もいるということです。野田署は、同一犯の可能性が高いとみています。
高梨富彌・両神社宮司は「なぜこのようなことをするのか。コロナで大変だった年だからこそ、お参りをして心を清めたいと、年末から参拝に来る人も多い。木や石に書かれた落書きはなかなか消えないし、みんなが心を痛めている」と話していました。
＜読売新聞オンライン （２０２１年１２月２６日 １４：１１配信）＞より
年明けの初もうでを目前に控えた、ただでさえ忙しい今の時期にこんないたずらされると、落書きを完全に消したりするのは難しいと思います。そうでなくても新年を迎える準備で、手一杯にになっているので本当に大変です。
カメラで撮影しているにもかかわらず、このような犯罪が行われるのは本当に残念でなりません。
記録された映像によって犯人が見つかり、二度とこんな犯罪をしないように心を入れ替えてもらうように心より願います。
落書きは犯罪です
