人類の健康も、地球の環境も守るために禁煙しましょう。
今日5月31日は世界禁煙デーです。これは、世界保健機関が1989年に制定し、毎年健康増進に関するイベントを実施してきました。京都では、この日に合わせて、京都府庁、京都市役所、京都府医師会館を、受動喫煙防止を願うイエローグリーンにライトアップを行います。
日本では2022年現在、喫煙率が20.1%となっております。世界で見ると、89位です。他にはアメリカが23.0%、中国が25.6%、韓国が20.8%と、日本と同等で、成人の4~5人に一人が喫煙していることになります。
ちなみに喫煙率が高いのは、ナウルで、48.5%と約半数が喫煙しています。次いでミャンマー44.1%、キリバス40.6%という結果です。また、世界全体では平均22.3%で、年々減少しています。
日本でもよく、「100害あって一利なし」といわれています。世界的にもっと禁煙を推し進める取り組みがなされ、法規で縛ったり、金額を上げたりしています。
日本は禁煙に関しては世界のかなでも後れを取っています。健康増進法という法律で、受動喫煙防止という観点から様々な公的施設で敷地内禁煙を進めています。飲食店でも、喫煙できる場所がどんどん減ってきています。
法律で禁止していても10代の青少年の喫煙者が増えています。若年からの喫煙は健康被害が心配されます。
また、健康被害だけではなく、寝たばこ、火の不始末が火災の原因ともなります。
そんなことも含め、喫煙、喫煙者を減らすことは災害防止や、大気汚染防止の観点からも推進していかなければなりません。