銃声(らしき音)を聞いたら、早めに警察に通報したほうが良いのでしょうか。
安倍晋三元首相が街頭演説中に撃たれて殺害された事件で、殺人容疑で送検された容疑者の男が「事件前日に銃弾を撃ち込んだ」と供述している奈良市内の宗教団体関連施設付近の民家の防犯カメラに、発砲音のような音が記録されていたことが分かりました。近くの別の防犯カメラには同時刻ごろ、容疑者の車と似た車両が映っており、奈良県警は容疑者の男による発砲音の可能性があるとみて調べています。
防犯カメラは、宗教法人「世界平和統一家庭連合」の関連施設が入る奈良市内の建物から約130メートル離れた民家に3台設置されていました。映像にはいずれも事件前日の7日午前4時2分、「バーン」という音が記録されていました。県警も内容を把握しているといいます。
この民家に住む男性は「聞いたことのないような大きな音だった。発砲音ではないか。近所で撃っていたのだとすると、物騒でこわい」と話しました。
<gooニュース 2022年7月14日 配信>より
衝撃のニュースからちょうど1週間が経過しました。現代の日本でこのような事件が起こるなど想像もしていなかったので、驚きました。容疑者が現行犯逮捕されたので、徐々に事件の背景や容疑者の人物像などが浮き彫りにされてきました。
この時にもし容疑者が発報しているとことを見つかって、警察に捕まっていれば、殺害事件も起きていなかったのでは?とふと考えます。
全く知らない場所での事件でも衝撃なのに、縁のあるよく知る場所で起きた事件だったので、何とも言えない気分にありました。
アメリカでこのところ銃乱射事件が相次いで起きています。無差別殺傷事件は恐ろしいと思いますが、それよりもアメリカの「銃を持つ自由」という考え方の方がもっと恐ろしいです。
日本では銃規制があり、取得することも難しく、また、保管することも厳しく制限されています。
なので、少しは安心していましたが、手作りの銃でこのような事件が起こってしまっては、今後模倣犯が現れるかもしれません。もしかするとお手製の銃を使用した無差別殺人事件だって起きる恐れはあります。
今後は、銃声のような大きな音や、弾痕のようなものを見かけたら、警察に通報し、できる限り警戒するようにしたいです。
150mも離れた場所に、設置された防犯カメラに、音も記録されていたということは、かなりの範囲で音を聞いていた人がいたのではないでしょうか。
技術が進み防犯カメラ人AIが搭載され、映像だけでなく、銃声や叫び声を独自で判断しアラームを出すような機器が開発されると、事件の詳細をもっと早くに把握でき、犯罪が起こる前に対処できるような、本物の「防犯カメラ」になります。
既に顔認証機能に加え、男女、年齢、感情を検知するソフトが存在しています。
マーケティングに利用しようとする動きも出てきています。もう一歩進んで、事件を起こそうとしている顔を判断してくれると、犯罪者にとって住み難い世の中になりますね。
犯罪者が住みにくい場所 →安全のある安心な場所となります。
そのためには、地域のコミュニティが欠かせません。みんなで安全のある安心な場所を作り上げていきましょう。