東京・豊島区で、都営地下鉄の駅のトイレに設置されている芳香剤に放火したとして、55歳の男が逮捕されたました。
容疑者の男は去年、都営三田線・巣鴨駅の公衆トイレで放火した疑いがもたれています。警視庁によると、容疑者の男は壁に設置されている芳香剤にライターで火をつけて立ち去っており、火は壁の一部に燃え広がっていたとされています。
容疑者の男は当時、板橋区内で日雇いの仕事をした帰りだったといいます。取り調べに対し、「仕事で色々あってむしゃくしゃしてやった」と容疑を認めています。
事件の約30分後にはJR巣鴨駅のトイレでも放火事件があり、警視庁が関連を調べています。
<YAHOOニュース 5/10(月) 14:30配信>より
公衆トイレはみんなが利用する公共施設の中でも特異な存在な場所です。なくてはならないですが、どうしても汚れてしまうものです。しかし、みんなが気持ち良く使うためには、一人一人が思いやりを持って綺麗に使うという事を心掛けなければなりません。入った時に汚れているとあまり気分のいいものではありませんし、逆にきれいに清掃されていれば、気持ちよく爽快な気分にもなります。そんな場所だからこそ、落書きや破壊行為は決してやってはいけないものです。
放火はもってのほかです。壁が焼けてしまえば、補修するのにも時間が掛かり、その間使用できなくなります。
いやなことがあって、むしゃくしゃする、なんてことは、生きていれば誰しもが経験するものです。破壊行為に及ぶ前に、もう一度冷静になって、公共施設を大切にしようと考えましょう。
例えば、汚れた場所を少しでもきれいにする。なんて行動が他の利用者に気分を良くする、なんて想像しただけでもいいのかもしれませんね。