『中外日報(平成30年5月30日)『離れて職場を「見守る」』
寺社に防犯機器やシステムの納入実績があるセキュリティハウスは16日、高松市の香川産業頭脳化センターで最新のセキュリティー機器やシステムなどを紹介する「防犯商品展示会」を開いた。
商品展示やデモンストレーションと共にセミナーを催し、政府が進める「働き方改革」を念頭に、職場環境の改善につながる同社の自主機械警備システムと遠隔確認の「i―NEXT」の活用法を紹介した。
同システムは、離れた場所から防犯カメラの映像が確認でき、威嚇・撃退のために音声を発することもできる。この機能を活用し、経営者が職場を離れていても、仕事の進捗状況や、システムの施錠・開錠から従業員の出退勤を確認。退社の促しなどの声がけがリアルタイムで行えるという。防犯システムを活用しているため、従業員の抵抗感も少なく、モチベーションを維持することができるという。
展示会実施の主体となったのは、高松市のセキュリティハウス香川とセキュリティハウス高松。香川の有吉徳洋社長(総合防犯設備士)は「『監視』ではなく、『見守る』というスタンスで、職場の環境整備のお手伝いができればとご提案しています。遠隔マネージメントは、神社仏閣にも対応できると考えています」と話していた。
セキュリティハウス香川と高松は、セキュリティハウス・センター(京都市山科区)が全国展開する防犯機器専門ネットワークに加盟。ネットワークには現在、全国の138社が参加している。
問い合わせはセキュリティハウス・センター「SHネットワーク運営本部」∥電話075(584)6600∥まで。
写真説明
社会保険労務士らを講師に開いたセミナー
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