HOMEスタッフブログ >なりすましにご注意

なりすましにご注意

窃盗容疑で住所不定・無職の容疑者の男が逮捕されました。


福島北警察署によりますと容疑者の男は、2020年10月、仲間と共謀して警察官になりすまし、福島市の80代の男性からキャッシュカード5枚を他のカードとすり替えて盗んだ疑いがもたれています。


この容疑者の男は、被害にあった男性の自宅を訪問した「受け子」とみられていて、警察は防犯カメラの映像などから男を特定し、逮捕に至りました。
逮捕された容疑者の男は容疑を否認しています。



<YAHOOニュース 2021年3月11日 木曜 15:57配信>より



このニュースでは被害額は明らかにされていませんが、たとえ僅かであっても、警察官になりあすまし、お年寄りを欺いてキャッシュカードを盗むという事は許されることではありません。
ましてや、だれもが信用しているという警察官を装って、人をだますなってことはもってのほかです。
今回は男が防犯カメラに写っていたことが決め手となって逮捕されましたが、被害に遭ってしまっています。だます方はどんどん手口が巧妙になってきています。
人はだまされることはどうしようもないのでしょうか?個人個人を識別するマイナンバー制度がもっと進化していくと、特殊詐欺をも減らす方策がとれるかもしれません。


犯罪機会論では、悪いことをたくらむ「犯罪企図者」と、ターゲットになる「被害対象」、犯行を思いとどまらせない「抑止力のある監視者の不在」が同時に揃う事によって、犯罪が行われるといわれています。残念ながら防犯カメラは抑止力のある監視者にはなりえなかったです。
もし、この時、この場所に本物の警察官がいたとしたならば、犯行には及ぶことは出来なかったでしょう。現実問題警察官の数にも限りがあります。もしかすると、「110番通報しました。もうすぐ警察官が到着します」といった音声ガイダンスが流れたら防ぐことも可能ではないでしょうか?
これは極端な例ですが、犯罪者が嫌がることをどれだけ実施できるか、それが犯罪を防ぐポイントです。


我々セキュリティハウスは、犯罪者の立場に立って、どんなことが犯罪遂行にとって邪魔な事かを考えるところからスタートし、そのためにはどのようにすればよいのかを周囲の環境と重ね合わせてお客様の心配事に対して解決の筋道を作ります。


全国139店舗の防犯専門チェーンが対応いたします。
ご相談はお気軽に。
Share on Facebook