合鍵を使っての侵入対策にはカメラが最適
20代女性宅に侵入し下着を2枚盗んだとして46歳の男が逮捕されました。
住居侵入と窃盗の疑いで逮捕されたのは、北海道に住む会社員の男です。
男は7月14日午前10時30分ごろ、知人の20代女性の自宅に侵入し女性用下着2枚を盗んだ疑いが持たれています。
警察によりますと、女性は2020年ごろから下着がなくなっていることに気づき、自宅の部屋に防犯カメラを設置。
14日にカメラを確認したところ、男が下着を盗んでいる様子が映っていたということです。
女性が警察に通報し、20日に男が逮捕されました。
調べに対して男は「私がやったことに間違いないです。悪いことだと分かっていましたが、被害者の部屋に入り込んで下着などを盗むことがやめられなくなった」などと話しています。
男は女性宅の合鍵を持っていたということで、警察は余罪もあるとみて詳しく調べています。
<YAHOOニュース 2022年7月21日 17:30配信>より
自分の留守中に他人が部屋に入って、物を盗むということを想像するだけでも恐ろしいです。
もし鉢合わせしたら、激情して、傷害事件になる恐れもあります。出くわさなくて良かったのかも知れません。
女性は、約2年前から下着が無くなっていたことに気付いて、カメラを設置したということでしたが、早めの対策が功を奏したのではないでしょうか。少しでも「あれ?おかしいな」と思うようなことがあれば、「まあいいや」ではなく、すぐに何らかの処置を講じることが、被害を最小限にとどめる最善の方法です。
部屋内にカメラをつけるのは、犯行の瞬間を撮影するための方法です。玄関先に設置していれば、部屋内に入る事をためらったかもしれません。防犯カメラ設置中や、監視カメラ録画中といったステッカーも心理的な抑制の役割をしますので、併用すると更に効果的です。
カメラの役割は大きく分けて2つです。一つは犯行の決定的瞬間をとらえる、いわゆる監視カメラです。どのような手法で犯行に及んだのかという記録を残し、犯人を特定する証拠を残すという働きです。犯人逮捕に寄与する重要な役割です。年々検挙率が上がっているのは、街頭防犯カメラをはじめとする監視カメラの設置数が増えたことも要因の一つとして挙げられます。
もう一つは、カメラが見ているから犯罪行為はやめようと思わせる、抑止の意味を持たせたものです。犯罪者が、「あ、カメラに見られたから、ここには侵入出来ない」と思わせるものです。
犯罪を防ぐ、防犯カメラです。犯罪者を作らないという意味にもなります。
役割は違えど、どちらもカメラです。犯人逮捕には、目立たないカメラが向いているでしょう。
防犯には目立って威圧的な外観が向いています。人感ライトや、人感スピーカーなどと組み合わせると、さらに効果は抜群です。
様々な機械を適材適所に選択し、取り付け方法にもノウハウが要求されます。
映像がきれいに映るだけではなく、外観も含めた機能をフル活用した取り付けが望まれます。
ヒントは犯罪者目線です。自分が「見られたらいやだ」と感じるような場所に設置することです。
出来れば、被害にあう前に早めの対策を検討しましょう。