1月15日にNHK NEWS WEBに「防犯カメラの人物 判定技術を開発」という記事を見つけました。
これは、複数の防犯カメラに映し出された人物の歩く姿や顔の特徴から判定する技術だそうで、防犯カメラに映し出された人物の色々な情報(歩幅・腕の動かし方・顔の輪郭・髪型など)をほかのカメラに映し出された映像と比較を行い、数値化するそうです。
このような技術が実用化になれば、現代の犯罪捜査にとって重要な映像解析による犯人検挙に大きな力になるのではないでしょうか。数年後の実用化を目指しているとの事です。
しかし、一般的に利用出来るまではまだまだ時間がかかることだと思います。
しかし、犯罪者は実用化まで待ってくれる訳でもありませんので、現状で我々が出来る最善の防犯対策は行っておかなくてはなりません。
テレビや新聞には掲載されない事件は日々発生しています。そんな中でよく聞く話ですが、
「防犯カメラを設置してビデオにも常時記録をしているけど、記録された映像を後日確認したら記録画像が鮮明でなかったので詳細がわからなかった。」という話をよく聞きます。
これは従来のアナログ防犯カメラの映像をレコーダーに記録している場合によく話を聞きます。
従来のアナログ防犯カメラとレコーダーで記録を行う場合、高画質で記録を行っても、詳細を確認することには限界があります。記録映像をデジタルズームなどで拡大しても粒子が粗くなってしまい、細かい映像確認が出来ない事があります。
その点、近年発売されている高画質カメラ(HD-SDIカメラ)と対応デジタルレコーダーであれば、
数倍の解像度で記録することができ、必要な部分を拡大しても粒子が粗くなりにくく、限界はありますが細かい部分でも映像確認することが可能です。
このように最新の防犯カメラでは記録された映像を確認する上でもメリットが高く、今後の防犯カメラとしてはおすすめの機器になります。
将来に防犯カメラの人物判定が可能になった時にでも、出来るだけ鮮明な映像の方が判定しやすくなると思いますので、新規又は機器取換え時にも高画質カメラにして頂くことをおすすめします。