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安全な廃墟

魚津市にある観光施設跡の廃虚が映画の舞台となったことをきっかけに、施設がある集落に防犯カメラが設置されることになり、映画監督などが参加してお披露目会が開かれました。

映画の舞台になったのは、魚津市坪野地区にあるかつての温泉旅館、通称「坪野鉱泉」の跡地です。
廃業から40年近くたち、6階建ての建物などが廃虚となって残されています。
「肝試し」と称して跡地に不法侵入したり、建物の一部を壊したりする人があとを絶たず、地元では治安悪化を心配していました。
この跡地を舞台にして撮影されたのが現在公開中の映画「牛首村」です。
作品は、地域の風習をめぐる謎を軸にストーリーが展開するホラー映画です。
今回、地元が撮影に協力する代わりに地域の防犯に役立てるため映画会社の費用負担で防犯カメラが設置され、4日、お披露目会が開かれました。
会には地元の関係者のほか、映画を撮影した清水崇監督も招かれ、カメラの設置を祝いました。
地元では「映画のロケ地になることでさらに迷惑行為をする人が集まるのではないか」と撮影に反対する意見もありましたが、防犯カメラの設置によって安全確保の見通しが立ったとして撮影を受け入れたということです。
清水崇監督は、「ただでさえロケを敬遠されるホラー映画の撮影に協力いただき地元の皆さんに対しては感謝しかありません。映画をきっかけに坪野地区の景色や環境の良さをPRできればいい」と話していました。
坪野地区の島澤大輔区長は「安全にルールを守って見学に来てくれれば心配する必要はありません。映画をきっかけに地区を訪れた人と交流できる機会が増えればありがたい」と話していました。

<NHK NEWS WEB 2022年4月4日18:47配信>より


廃墟は誰も立ち入らないことで建物が朽ちていきます。人が近寄らない廃墟は肝試しにとって最高のシチュエーションではありますが、建物を壊したり、犯罪の温床になりえるので、周囲からは治安の悪化を心配されてしまいます。

ホラー映画のロケ地となると、ロケ地巡りを目的とした観光客も増え、ただの肝試し用の廃墟ではなくなります。

防犯カメラが設置されたことでより安心感が増し、地域に観光資源として還元できるのではないでしょうか。

このニュースを見て、自分も一度は訪れたいと思いました。
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